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激情の摩天楼

2019.12.11
マロ栗山

つい数時間前までは、ホンマ胸クソ悪い、こんな時に何がブログじゃと憤っておったのだが、まあようよう考えたら、ヒールが熱くなるとは何事じゃ。常に冷静にかつ冷酷に、暴れ狂っておっても、それは欲望を満たす為、カタルシスを得る為であり、激情のまま動いてはいかん。そういうヒールの初歩的な所作を忘れるとは俺もまだまだ未熟じゃのう。しかし久々にプッチーンと来たわ。あんなお見苦しい所を観衆の面前で晒すとは全く恥ずかしい限りである。気分を害したわい。

 

 

まあそんな気分を害した話題はとりあえず置いといて、先週は何やかんやと目まぐるしい週末であった。
まず土曜日は、数年前、紫焔に所属しておった、大日本プロレスのオルカ宇藤の結婚式にお呼ばれしたので、横浜まで行ってきた。
何かうるせえのが一緒で気分を害したのだが、奥様もアイスリボン所属の、世羅りさ選手であり、参列者が豪華。お互い会社関係者なのだけれども。当ブログを常時閲覧しておる暇人、もとい賢明な諸兄らなら当然おわかりであると思うが、俺は以前のブログでも書いておったが、生粋のプロレス少年から現在のプロレス中年に至るプロレス馬鹿なので、新郎との挨拶もそこそこに、いちプロレスファン、ハイカラな言葉で言えばヨカタですか?ハードヨカタと化しいっぱい写真撮って貰っちゃったぜ。
しかし、新婦がお色直しで中座する際、新婦には目もくれず、眼前の飯をひたすらかっ喰らっておる新郎の姿を見逃しませんでしたよ俺は。こんな新郎初めてだ。
人生勝ち組、パーフェクト超人である宇藤のお兄さんも見れたし、余興も最高やったし、ここでは書ききれんのう。またネタが無くなった時、改めて引き出すのもアリかも知れんな。日帰り弾丸であったが、非常に有意義な時間を過ごさせて貰った。あともう一つ、横浜まで来た甲斐があったって出来事があったのだが、それはまた次の機会に。
とにかく純久さん、りささん、おめでとうございます。ピッサリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 


まさかこの翌日、奈落の底に落ちる事になろうとは、この時、露程も知る由もありませんでした。
晴天の霹靂の体現者、鬼畜大帝マロ栗山です。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

そう、まさかこんな祝いの席の翌日にこんな結末になるとは。
ケツ末もとい結末なんてウィットにとんだ事言う余裕もねえよ。ケツだったらウィットじゃなくてウェットじゃねえかって突っ込みも虚しいだけ。
翌日曜日は、紫焔の年内最終戦、世界館での有料興行。メインでシングルベルト挑戦の大一番が最後の最後に来た。
宿敵、エツの野郎とのリマッチや。この1年間奴がベルトを他のやつに取られんよう密かに呪いをかけておった。俺自身で取り戻す為に。
タッグの防衛戦が無かったのもあるが、今まで大人しくしとったのに、我を通してまでこのチャンス逃すまいと奪い取ったシングルベルト挑戦権。よう考えたらこれいったったら二冠王やないけ。今までのモヤモヤを消し飛ばし、最終戦で全てかっさらってやるべく、その為やったら奴の土俵にも喜んで付き合ってやるわい。ここんとこ消化不良な事ばかりやらされる状況で鬱憤も溜まっとったし、これ以上ない絶好機、誰に邪魔される事なく存分に暴れ倒したかった。

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

しかし!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あれ程乱入は御法度じゃと釘を刺しておったのに、政岡の野郎、とてつもなくお節介な事しやがった。しかも奴の誤爆、ちゅうかあんなんただの邪魔やろ。そっから知らん間に試合終わっとった。

 

 


今でこそやや冷静になった感があるが、まだ全然やれた。確かにフィニッシュのセントーン返されたんは前回同様仕掛けが早く、勝ちを焦っておったかも知れん。
しかし向こうもラリアットはじめフィニッシュはほぼ出しとった。前回いかれた死宴も狙い通り毒霧で完封したった言うのに、さあこっから気力の削り合いや言う矢先、政岡のダボのちゃちゃで呆気ない幕切れや。
そこで最初何が起こったんやわからんかったけど、ちょっと頭整理できてきたらついカーッとなってしもうてのう。取り乱してしもうたわ。

 

負けた事の言い訳は無い。


あのまま乱入なくても勝ててたかって言われても迷いなくイエスとは言えない。


誤爆しなくてもそこから勝ちに畳み掛けれたか、はたまたそれで仮に勝っても満足出来たか?
それもそういう結果になってないからわからん。

乱入された。
誤爆した。
そのまま負けた。
負けて悔しいとか、ベルト取り返せんかった事より、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「俺とエツとの世界を穢された」

 

 

 

 

 

 


これに尽きるわ。

 

てめえは何だ、セミでクソみてえな試合しやがって、そんでしゃしゃり出てあまつさえ俺の方の妨害してくるんじゃねえよ。
完全決着ルールとかなんとか偉そうな事言ってやがったから、全員総出でシングルで勝ち抜き戦やっていくんかと思ったら、ややこしいルール増やしただけの6人タッグマッチやないか。
オーバーザトップロープなんぞ、あんなん対ゴリラ用の体のいい逃げ口やないか。何やかんや言うて谷口が怖いんやろうが。
ぶっちゃけセミのアレをおもろい言うとった奴も正直視力を疑ったわ。気分を害したわい。ゴチャゴチャと動き回って、鍋の中でぎちぎちに詰まった芋が煮られておるわ見苦しい。バタバタ見にくいし、どこがおもろいんやコレ?て感じや。
で、結局あれだけ言うといて、谷口の仲間たちの1人と揶揄しとった奥野に噛まされとるやないか。

常々言うとるが、言い方は悪いが捨てても影響のない試合と絶対落としたらあかん試合ってもんがあるんや。今回はまさに後者。なんぼこれまで勝ちを重ねてても、この大一番で負けたら全て相手に持っていかれる。
昔文献で読んだ事があるのだが、楚の項羽は度々の戦に勝ったが、垓下の戦いで敗北し高祖に滅ぼされた。逆に漢の大将軍の韓信は、普段殆ど勝ったことのない武将だったが、ここで勝利し高祖劉邦を皇帝に導いた。例えるならこれが一番しっくり来るかのう。
さすがにここは落としたらあかんって雰囲気、そこそこキャリアあったら肌感で分かるやろ。そこまでアホとは思わんかったわ。

今のLIBERTAでずっとおったら、俺もこのクソみたいな試合の片棒を担がされる、クソの一部になってまう。御免やでこんなん。それやったらまたアンダーカードや紫焔日替わり定食からでも1人で気ままにやりてえ。こんな毎回ゴチャゴチャわからん試合ばっかり、そう、紫焔日替わり定食でもねえこんなん賄いのぐちゃぐちゃに混ぜ込んだ猫まんまだクソダボが。猫まんまの具になるくらいやったら1人でまた時期を伺ってやるわ。
もう俺はLIBERTAなんか辞めさせてもらうで。何が自由じゃ。誰かに手綱握られるんはやっぱり無理やな俺は。唯一選手賞の出し物が、しばらく困らんようになった事ぐらいやったな利用価値は。試合終わってからもずっと辛抱してくれって言うて来とったケツ蔵(磯部)には悪いが、もうタッグもいらん。もともと俺はシングルプレイヤーや。タッグベルトは性に合わんわ。
しかもこのクソみたいなユニットのプラスに働く要因としてあるベルトやったら尚更いらんわこんなもん。短い間ですが、余計なお世話になりました。時間の無駄でしたと。次はもう敵やからのう。はー、次は関西元気にでも入れさせてもらおうかのう。

 

 

 

 

そう思っとったら、何や俺は興奮しとって全然知らんかったけど後で政岡の野郎がゴチャゴチャ言うとった事を人づてに聞いた。
何や、勝手に辞めるんは許さんやと?
ここまで来てまたリーダー気取りかっての。どんだけ束縛していたいんやっちゅうねん。こいつ絶対将来嫁とか超束縛するDV夫なるでホンマ。エマニエル夫人の旦那をちっとは見習えこの野郎。気分を害したわい。

で、さらに聞けば、俺とシングルマッチやってそれで引き止めるとか何とか?
まあこないだのメイン後ホンマにぶっ殺してやろうと思って、今年の汚れは今年のうちに落としといたろ思っとったのに、普段全然頑張らん、ボンクラセコンド供が珍しく頑張りやがって、年内に政岡をスクラップにして、更にLIBERTAぶっ壊す事は叶わんかったから、そんなもん全然やったるわ願ったり叶ったりやで。
第一、一応リーダーに祭り上げといたったけど、他団体で経験いくら積んでようがお前なんぞ敵じゃねえわ。実績でも政岡の野郎が全然勝ててねえ、今回も変なルールで正面衝突避けてた谷口の野郎にも俺はシングルで3戦全勝しとるぞ。お前と比べたら、まだアホの大久保やアスカの野郎の方が骨があるわ。
わからせるやら何やらTwitterで息巻いとったみたいやけど、それはこっちのセリフやっちゅうんじゃ。寝言は寝てから言いやがれ。
万が一お前に不覚を取るような事があったら、そん時はこれまでの事全て飲み込んでまた大人しくしといたるわ。俺と対峙した時も、その斜に構えた態度でいられるんかっちゅう事や。リーダー気取るんやったら手綱握っとるモンの度量見せてみろって。最期の年越しせいぜい楽しんどけって。

 

あかんあかん。書いとったら思い出してきてまた熱くなってきてしまう。気分を害したわい。

まあ、そんな感じですわ。
団体には一応タッグベルトいらんねんけどとは言うし、政岡とやれっちゅうんやったらそら喜んでやりますよ。
今回は冷静かつ適切な判断を初めて団体に委ねます。
ホンマに・・・、良くも悪くも来年以降も早々に目が離せなくなりましたな。
てなわけで、来年も懸命な諸兄らは紫焔の興行皆勤賞を目指して会場に足を運ぶように。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 


しかし政岡の野郎はホンマ許せんわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸
先の興行のエンドロールで流れておったパプリカダンス、これがまた酷い。
団体から練習を課せられて約1ヶ月、俺は時間を割いて動画は200回以上見て踊りも100回は踊った。
こういう熱量は聴衆に伝わる。やる気がねえなら辞めちまえ。
何やらTwitterとかで俺のダンスがどうとか言う諸兄らがちらほらおったが、俺がキレてるんじゃなくて、周りが終わってるんだ。
勘違いしてはいかん。俺がうまいでもへたでもなく普通なのだ。気分を害したわい。
こんなん子供が踊るやつやろ。充分時間があるのに出来ん方がおかしい。
そういうとこだ。
気分を害したわい。

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