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『You,re fired』

2017.06.25
アスカ・ザ・ワールド

この前の世界館

 

自分の試合はまぁ置いといて

 

いろんな感情が湧いた興行やった。

 

自分はセコンドには付かず、会場の端でゆっくり見てたけど

 

磯部と谷口がフジツーから3カウント奪った時、ベルト巻いた時、ものすごい悔しかった。


自分にできひんかった事を後輩2人が成し遂げて


なんであの場に立ってるんが自分じゃないんやって

 

同じようにフジツーに挑戦して

 

俺と大久保は負けて、磯部と谷口は勝った

 

しかも、自分と大久保はお客さんから大声援もらって

 

磯部と谷口はそれに比べて応援の少ない状態で


正直、自分と大久保、磯部と谷口を比べたら

 

自分と大久保の方が『ベルト獲るんじゃないか?』感は絶対に高かったと思う。

 

ただ結果的には、磯部と谷口が獲った。

 

自分ではそんな事ないと思ってるけど、自分と大久保がその期待に甘えてた部分も多少なりともあるんかなとか

 

色んな逆境が磯部と谷口を燃えあがらして、その火が自分らよりデカかったんやなって

 

そんな事も考える。

 

ただ、試合を観てて、ああこいつら強なったんやなって、思いたくなかったけど思ってしまった

 

そんな悔しい感情。

 


でも同時に、後輩の成長が嬉しいって感情もあった。

 

これはセミでも思った事で

 

1個下の大久保純ちゃんが

 

2個下の磯部谷口が

 

めちゃくちゃ成長して、強くなってるんは、ほんまに嬉しい事や。

 

自分がこいつらと試合したらどうなるやろとか


こうやって倒そうとか、この技食らったら負けるかもとか

 

そう考えてる時、めちゃくちゃわくわくする。

 

多分、試合を観てた自分でこんだけ思うんやし

 

藤江さんも藤原さんも、マロさんもハートさんも、エッちゃんも

 

上の先輩方は、同じように、いやそれ以上にわくわくしてると思う

 

みんな言わへんだけでね。

 

エッちゃんから藤江さんに、バトンが渡されたように

 

その藤江さんからその下に

 

上の先輩方から我々若手に

 

いずれはバトンを渡して

 

大事なとこは若手に任せれる

 

そうなってくのが理想やし

 

紫焔はそうなっていかなあかん。

 

やから、今回の世界館大会は

 

小さいかもしれんけど、そのバトンがちょっと見えた興行やったと思う。

 

そんなアスカの感情。

 

 

そんで、チャンピオンの2人に対して、もうちょっとだけ書かしてもらう。

 


磯部が3カウント取った時、泣いてたお客さんもいたけど

 

理由はなんにしろ

 

そんだけ人の感情を動かしたって事や。

 

そんで、悔しくて泣いてる人もいたけど、手を上げて磯部を応援してる人もめっちゃいた。

 

間違いなく、試合前より試合後の方が磯部への声援は増えてた。

 

もちろんアンチも増えたかもしれんけど、それ以外に磯部を応援する人が増えたんちゃうかなって思った。

 

人間、悪いとこと良いとこなら

 

悪いとこのが耳に入る、頭に残るもんや。

 

磯部も谷口もデビューからずっと見てる

 

2人共まだまだの部分はそりゃある

 

こんなやつがチャンピオンなんてと思われる部分もあるかもしれん

 

ただ、ベルト獲った時なんてそんなもんやと俺は思う。

 


ベルトを獲って、お客さんみんなに認められて、お祝いされて

 

それこそそこで終わりやろ。

 

ベルトを獲ったらゴールじゃない

 

ベルトを獲るなんてただの通過点

 


紫焔のタッグの象徴と、フジツーの2人が言われたように

 

自分らがタッグの象徴になれるように

 

ベルトの重みで、チャンピオンとしての自覚をしっかり持って、アンチもそうじゃない奴も全員を納得させるくらい強くなる

 

そうなるのが、チャンピオンの使命や。

 

チャンピオンはその団体の看板

 

やからそのチャンピオンを観に、お客さんがお金を払って時間使って会場に足を運ぶ

 

前座で若手がフレッシュな試合しようが

 

お笑いマッチがあろうが

 

同期の因縁対決があろうが

 

結局は全てメインイベントのチャンピオンの試合までの盛り上げ役にすぎひん。

 

やからそのイスが欲しくて、みんな争って、自分の試合が1番やって頑張んねん。

 

ハートさんだってマロさんだって、キャリア20年超えたって、リングに上がる以上その気持ちは全員変わらんはず。

 

若手が頑張ってるからもう俺らロートルは一線引くわって、そんなやつ1人もおらん。

 

もしいたならリングから下りてるはずや。

 

たとえ口では「もう若手に〜」って言ってたとしても

 

腹の中では爪を研いで、常に首を狙ってる。

 

そんな中で、お客さんも団体の選手も納得させる。

 

それがチャンピオンの使命であり、目標になるべきチャンピオンの姿。

 

それで、自分が考える最高の未来にお客さんと団体の仲間を連れてって、みんなに認められて、会場が満員になった時

 

その時が、紫焔が盛り上がった時。

 

磯部、谷口に先ベルトは獲られたけど

 

たった一歩だけ先に行かれたけど

 

まだ何も終わってない。

 

ここからや。

 

俺と大久保か

 

磯部谷口か

 

俺とそれ以外か

 

大久保とそれ以外か

 

どっちが先にその未来を見せられるか

 

まだまだこっから。

 

ベルトを持って

 

全員から狙われる立場になったんや

 

しょうもないツイートに、しょうもないリプしてるヒマがあったら、誰かに寝首かかれんように、さらに強くなるように練習しろ。

 

悪態だってついたらいい、暴言だって言えばいい。


チャンピオンになって今更どうしたらいいかとか悩んでんと、チャンピオンなんやからドッシリ構えて、自分が思うチャンピオンを作り上げろ。


そうじゃないと、ぶち殺しがいがない。

 

You,re  fired(お前は首だ)

 

そのセリフが自分に返ってこんように

 

しっかりチャンピオンとしての格を身につけるんやな。

 

そんだけ。

『You,re fired』」への1件のフィードバック

  1. まQと より:

    長ぁいわ の 失礼します。アスカさん ひきこまれましたよ レスラーとしての 愉しみを 感じながら・ 団体の先輩として激励〔奮起するように励ます〕としてのアドバイス(←と明言.指摘してしまうと そこは やや色合いが変わってしまうのかもしれませんが)わかりやすくやと 「チャンピオンの意味が わかってんのか?」先輩として 言ぅといたる(言わせてもらいます王者に)「それくらい わかってるはずやわな」という向きの→「1つ目のお祝い代りや」と ただこれらの意味が理解できて 体現するに至った(なれた)暁〔念願が実現した、その時。「成功の暁には…」「待ちに待った分 研ぎに研いでおいた最高の牙が お前達 チャンピオンに見舞われる」ことになる 「最後のお祝いや チャンピオンなんだから 打ち砕いてみせろ」「無理なら チャンピオンに ふさわしい俺にかわる瞬間になるなわ 」って 勝手にストーリーを感じながら ドキドキ ワクワクで読みすすみ。 且つ 「なるほどなぁ」なったり 「 ベルト奪取は通過点かぁ」 トカね。
    常々ね プロレスは奥がふかいっ と ほんまの勝ちなんてのを掘り出しはじめたりしたらば 最後.. そしてね プロレスリング紫焔 は やっぱり紫焔としか例えようのない 相変わらずの独特さだな と「 中毒性がつよ過ぎるっ‼.」のでした。チャンピオンは旬の人間ですもんね。ピース

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