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1990年のプロレス少年(死神酋長編)

2022.10.07
マロ栗山

既に大々的に報道されておるので、プロレスファンだけでなくほぼ全ての日本国民が存じておると思うが、先日、アントニオ猪木さんが亡くなられた。
アントニオ猪木さんと言えば、日本プロレス界の父、力道山の弟子として、故ジャイアント馬場さんと並ぶ巨星である。
今はSNSとかですぐ情報が共有出来るのでそう言うことに関しては、あまり仲間内で騒然となることは無いんじゃが、当時馬場さんが亡くなった時は、俺もOWFで学生プロレスやってた大学生で、SNSはおろか殆どのサークル員が携帯も持ってねえ(当時ポケベルがまだ全盛やった)モンじゃから、家電の緊急連絡網が回ったモンじゃ、懐かしいのう。
しかし猪木さんが亡くなったのはプロレス界においても大事件、ご冥福をお祈り致します。

んで、俺もたまたまじゃが、最近はほんに便利な世の中になったもんじゃ。昔はビデオ買ったりとかして見てたかつての試合なんかがYouTubeとかで昔の動画がすぐ見れる。たまたま俺、猪木対ストロング小林の一度目シングルを動画で見たとこでのう。勝手ながらそういうのも運命的じゃったと思わざるを得ない。

今回は、以前も書いたと思うが、俺のプロレスファンの目線で猪木さんの試合で印象的だったものを幾つか紹介できればと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 


1990年代のプロレス少年、鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

アントニオ猪木(これ以降は敬称略させていただく)の好敵手として数多の中から俺が思い出すのが、そうじゃのう、タイガージェットシン、ローランボック、ストロング小林かのう。
はっきり言うて、俺プロレス初めて見たのって初代タイガーマスクで入って、その時はホンマ子供がヒーロー見る視点だったんで、そこからプロレス好きだって認識して見だしたのは、そのずっと後、92年くらいの全日の正月のバトルロイヤルで、確か川田と田上が試合度外視でやり合ってたん見てからやったわ確か。打倒鶴田で超世代軍出来た事やったんちゃうかなあ。新日やったらブロンドアウトローズとか好きやったん覚えてるわ。
実は俺、全日派だったので、猪木の試合、それ以外も新日で80年代のメジャーなやつは、後でビデオ借りて知識を得たんじゃ。コブラとか烈風隊とかUWFとかガスパーとか。あん時は家に購入したりレンタルしてきたビデオが常に山積みじゃったのう。いつから見だしたとかプロレスファン歴は何年じゃとかそんなん関係なく、興味あったら媒体はなんぼでもあるからそれ見たら埋められるって。俺、プロレス何年見てっからってそう言うマウント取ってくる奴大嫌いなんや。それやったら若い子絶対的に不利やないけ。プロレス好きで昔のプロレスも見たい、もっと知りたいって思うたら今だといくらでも見れるじゃろ。若い子でも、それで充分過ぎる知識持ってる子もおるからのう。それで昔の話も出来たらおっさん嬉しいんやで。

て、話を戻すが、俺は前述したように全日派やったから、ヒールで猪木と言えばシンなんよ。ブッチャーは馬場なのよ。ハンセンよりホーガンなんよ。ハンセン、ブロディは鶴田なんよ、甚だ私見やけど。
ボックはあのガチ感が印象に残っておる。当時うまいとかそんなんでなくひたすらヤベエと思うたプロレスラーに惹かれとったかのう。俺もそんなオーラ出し続けたいモンじゃ。

で、ストロング小林との2度のシングル。
アレ凄いと思うたんが、当時の状況もあるじゃろうが、今のような大技が殆どねえのよ。小林はパワーファイターであるが、きっちりレスリングを主体としてそこにベアハッグ、カナディアンバックブリーカーなどの力技を用いて攻めていく。試合の大半がパンチ、関節技の地味な攻防なんじゃけど、これで魅せるんよ。当時日本人対決で、三大団体のうちの二つの団体のエース同士がぶつかるちゅう、話題性としてはこれ以上ねえシチュエーションちゅうのもあるが、緊張感から何から凄かった。グランドの攻防も、今と比べたら巧さとかはねえで、不恰好や。しかしガチガチにこれで極めたるちゅう感じと、ガンガンに体力削りにかかってんのが見ててわかり息を飲んじまうぜ。
客もめちゃくちゃ食いついて食い入るように見ておる。釣りで言えばもう魚の活性が異常。パンチの後睨み合ったらヤンヤ、ブレーンバスターなんぞ出たら客席総立ちやで。コレ時代もあるやろうけど、今にねえ感覚よね。逆に新鮮やわ。気になった諸兄らは是非チェックしていただきたい。
そん時のフィニッシュ猪木のジャーマンが説得力十分やと思うたわ(あくまで私見である)。両足浮き上がったやつよ。俺見たジャーマンの中で屈指のインパクトやったで(ちなみに同じくらい好きなんがスーパーストロングマシンがホールドの時相手の肩を押さえるやつ)。

何か、書いてるうちにようわからん感情になって(かかっちまって)、一気にバーっと書き連ねてしもうたが、ホンマ俺、プロレス大好きプロレス少年なんだよ。もっともっと書きてえけど、それはまた別の機会にっちゅうことで、今回は乱筆失礼しました。


んでてめえの話になるんじゃが、今週末は連戦じゃ。
明日がビオルネ、明後日がハイハイタウンじゃ。
当ブログを執筆しておる現在、現状カードは未定であるが、ビオルネはまたあのネンネン言うとる野郎のお守りは勘弁やで、気分を害したわい。
ハイハイタウンじゃと、まあ順当に行けばバハムートの野郎当て込んでくるかいのう。試合は11月じゃから、そう慌てんでもええじゃろと思うんもあるが、奴には今からてめえの愚かな行為を後悔させてやらんといかんからのう。ともかく調子は上々なんでナンボでも来いってホンマ。
ここのところ急に涼しくなり、すっかり秋ちゅうかもう冬になるんちゃうか思うくれえ気温の変化が激しいが、プロレスの方は10月は無料興行も多くて熱いの。
ええ傾向や。


それでは今回はこの辺りにしておくか。
ではまた来週である。
今回本文で気分を害したのは1回だけだなんて、気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

追伸
釣りに行った。
暴風だった。
10月なんて陸っぱりからの釣りが一番熱い時期であると言うのに、ここんとこ全然天候や風に恵まれてねえ。
気分を害したわい。

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