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東京パン箱パンデミック

2019.02.13
マロ栗山

今回は前置きのどうでも良い話題は無しや。

 

 


先週土曜日、紫焔初の東京大会。
帝都大東京、新木場へ乗り込む。
事前情報によると、帝都大東京、いや江戸の街では、何やらパン箱の威力を一目見ようと一部で色めきだっておるとの事。さすが江戸のハイカラな諸兄らは傾奇者じゃのう。

今回の一つの目的として、当然相手の、昨年末の借りがあるエツ、そしてそのオプションである、「俺の暴力性を極限まで高める程度の能力」を持つ大久保とアスカのアホ2体の、旧ザエクボの残党定食どもを血祭りにあげてやる目的もあったのだが、それ以上に、江戸をはじめとした関東圏の、プロ、社会人学生問わず、ヒールレスラー達にパン箱がマストアイテムだと認識させる布教活動があったのだ。
以前、テレビ見てた時、水曜日のダウンタウンの中で、レスラーが選ぶ一番痛い凶器はパイプ椅子だと言われていたが、放送後、TORUとアスカだけは、絶対パン箱と言って譲らなかった。そう言う意味でも、もっとヒールレスラーにパン箱の良さを知ってもらいたい、関東にもパン箱の使い手を増やしたいと言う、非常に健全かつ高尚なミッションがあったのである。

かつてフランシスコ・ザビエルがキリスト教を布教しようとしていたように、俺も並々ならぬ使命感で、江戸へと赴いたのである。
気分を害したわい。

 

故に、パン箱をはじめ、俺の分身である凶器は現状のフルラインナップかつ、コンディションも厳選した精鋭を集め、事前に江戸へと送り込んでおいた。体調も万全で当日を迎えたわけであったのだが・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


思いもよらなかったアクシデント発生。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、勿体ぶった素振りもちょいちょいぶっ込みながら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて富士そばに行って年甲斐も無くはしゃいでしまいました。鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

 

 

何の話やったかいのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そうそう、

思いもよらなかったアクシデントの続きですわ。


前日の金曜日、情報によると、関東地方に近年稀に見る大寒波が到来との事。既に蝦夷地域には恐ろしいまでの寒波が襲来していた事は確認出来たが、関東地方も翌土曜日に交通機関の大混乱が予想されると聞き、普段、無敵の阪神電車を主に利用しておる身としては、さすがにそれはちょっと盛りすぎやろと楽観視しておったのだが、いざ翌日、準備しておる時にテレビを付けてみると・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

伊丹空港、羽田行きの便、JAL、ANA今のところ全便欠航。

 

 

 

 

マジか・・・・・。

 

 

 

 


実は今回、江戸参勤交代の移動手段として、三連休である事を鑑み、早くから予約の取れる飛行機をチョイスしていたのだ。
ただ俺は伊丹空港ではなく神戸空港発。そこに望みをかけてすぐさま情報をチェック。

すると、条件付きながら何とか運行しているではないか。スカイマーク様々や。
しかしかつての国際空港である伊丹空港、更には、日本のメジャー系航空会社である2社が速攻で白旗状態やのに、空港の中ではインディー系の神戸空港がこれ程豪胆な英断をするとは目から鱗じゃ。
だがまだ油断はできない。乗ったはいいが、最悪神戸空港に引き返す可能性もあるとの事。乗る前に確認として、


「着陸が困難と判断された場合、神戸空港に引き返す可能性もありますが合意いただけますでしょうか?」


と言われ、本心は、

 

 

 

 

「やだ。やだぁぁぁぁー!!!!!」

 

 

 

 


と当然言いたいが、そんなん言えないので了承。こんなんマジで着陸寸前で諦められたら時間の壮絶なロスやないか。試合間に合わん。そのやきもき状態の時、アスカの野郎の安堵する表情が浮かんできて非常に気分を害したわい。
スカイマーク様お願いします。これ無事に羽田まで行ってくれたら、もうキャビンアテンダントのあの首に巻いとるやつ、どんだけピンッ、てなってんねん、あんなん水木一郎しか見た事ないわ、とか影でディスったりしません。どうか、どうかお願いしますと己を懺悔した効果?もあったのか知らんが、ガンガンに揺れた乗り心地が結構終わってて、俺の脳もいい感じにシェイクされてる中、若干の遅れだけで無事に、無事に羽田に到着。
全く、スカイマークはナンバーワンの航空会社だよ。ただ揺れがひどかったからか知らんが、コーヒーくれんかった。キットカットは辛うじてゲットした。
気分を害したわい。

 


しかしどんな引きやねん。数あるうちで、こんな日にピンポイントで悪天候なるかっての。やはり俺以外の人間の日頃の行いやな。
気分を害したわい。

 

ともかく一安心。
その後、慣れない江戸の交通網に四苦八苦しながらも定刻に新木場に到着。江戸の交通網ほんま意味わからん。そら麒麟の野郎も路線図スクショして、
「これ頭おかしいですよねーハハハ」

って言うわ。
まあ頭のおかしいお前に言われたないわってとこやねんけどな。気分を害したわい。

とにかく戦いの舞台へ無事辿り着く。
いや、ここから始まりやと喝を入れていよいよ江戸にパン箱の爆発音をキメる時が来た。火事と喧嘩は江戸の華。
これまでの無駄にやきもきしたイライラを全部対戦相手に転嫁してやろうと、近年稀に見る大折檻を敢行。


竹刀が殴りすぎで完全に粉砕。そして今回最大のミッションであった、パン箱はこれまでで最大の殺傷能力を発揮。テンションMAXの江戸属性が後押しし、アスカの野郎の背中にムカデのオブジェを創り出すことに成功した。これで関東にもパン箱のインパクトという楔を打ち込めてたら幸いである。パン箱は恐ろしいんです。あとマンハントもお忘れなく。


でも、もっとやりたいことあったな。大久保の野郎、逃げ回って全然絡んでねえから五体満足で帰らしてしもうたし、何か知らんが俺に紙テープいっぱい飛んできて、気分を害したのだがそれを相手の口に入れて、タコ殴りにしてやったら良かったとか、ハンマー忘れてたわとか、第一プロレス殆どやってねえ。終始暴力しかしてないやないか。もっと俺の隠れたテクニシャンぶりをやなブツブツ・・・・・、気分を害したわい。

まあもし次回も江戸に来る機会があれば、その時までのお楽しみ言うことで。江戸っ子たち、俺普通にプロレスもそこそこ出来るんだよー、いやホンマに。ただの頭のおかしい関西のおっさん思われたら全くもって遺憾の極みであるが、まあ賢明な関東人の諸兄らはそんな事はないと信じたい。気分を害したわい。

 


そんな折檻に夢中で、本来の試合の事を完全に忘れる凡ミス。バーサクかかっちゃったわい。油断したとこ一気にたたみかけられて、またエツにやられる。うわぁやってもうた。パートナーは藤江とTORUっていう盤石のメンバーだったのに悪いことしてもうたのう。
藤江と組んだら結構負けるイメージやし、TORUにはこないだ飲んだ時、

「タッグ組んだらいっつも負けてますよねぇ」
と、嬉しくないデータを引っ張り出されてたとこやったのに、いやはやジンクスって怖いですね。気分を害したわい。俺タッグ向いてないんやなきっと。いや、そうや。そう言うことにしておこう。

 

 

試合は最悪の結果になってしまったが、パン箱を布教すると言う意味では、黒船とまでは行かずとも、伝道師的な役割は果たせたのではないかと。江戸に凶器の文明開化を持ち込んだ、それだけは良しとせねばいかんであろう。まあ気持ち切り替えて次回興行からまたやっていく。やっていかなしゃあない。
アスカの野郎無茶苦茶にしたったから、負けてもそこまで憤怒の感情はなかったんやけどな。スッとしてしもてたわ。ストレスフリーやな。ダメージ受けて退場の際、目の前におったもれ蔵(磯部)がムカついたからケツ蹴り上げたったけど。パン箱で殴ったったら良かったわ。気分を害したわい。
大久保はホームの大阪で無茶苦茶にすることにします。気分を害したわい。

 

 

今回は初の東京大会に純血メンバーのみでカチコミをかけるという、強気も強気なカード編成で臨んだわけだが、大成功と言って良かったんじゃないでしょうか。なんか全員いつもよりはしゃいで動き良かったからな。江戸っ子たちにも受け入れられてたと思う。てかむしろ、江戸の客人は熱かった。チェーン投げつけただけで湧いちゃうなんていつ以来か。もっと暴力を加えたいと、俺の頭が湧いちゃったよ。今回アスカがいつも以上に酷い目に遭ったのは、あなた方の責任もあるんですよフォッフォッフォッ。やはり大都会にはストレス溜まりに溜まってお疲れの方々が多いようじゃな。
まあそんな方々の癒しになれたら幸いであった。次はいつになるかわからんから、また残虐シーンをライブで観てスカッとしたかったら次回は是非とも関西まで足を運んでいただきたい。
某インディー系食品メーカーのパンも買えるので。よろしくね。
江戸は最高でした。

 

 

 

 

 

 


さて江戸への参勤交代も終え、俺はしばらくまた試合は無いが、次月になれば、周年興行をはじめ、そろそろ無料興行も再開される事であろう。
江戸ではお祭り的な興行だったが、またホームに戻れば、出直しの戦、最前線に色々仕掛けて行かなあかんから今から策を弄しておかねばならんのう。
9周年に向けての各々の動きにも是非注目していただきたい。
今年も紫焔から目が離せませんよ皆さん。
とりあえず次回、9周年興行のチケットも受付中故、当然の如くゲットして、これからの動きを注視していただきたいと、しっかり宣伝もしといたところで、今回はお開きにさせていただく。
それではまた次回に。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸
東京大会終了後、一泊したのだが、上野に宿を取ったのだ。
その際、飲みに出かけて土地勘もない故、あちこちふらふらしていたのだが、偶然、本当に偶然、昔一緒にやってた、大日本プロレスの宇藤純久選手と再会。
ちょうどホテルに入るとこだったのにわざわざ出てきて挨拶してくれた。
ちょうど結婚発表した日、んで紫焔初の東京大会の日、運命的ですな。
そういう懐かしい出会いもあり、本当に良い参勤交代だった。
酒も美味かったし、台東区が好きになりました。

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東京パン箱パンデミック」への1件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    初東京大会 お疲れ様でした。 ぼくは 普段は悪い選手は敬遠がち・理由悪いから になる人間なんです。今回2.9も特に応援したって訳では無いんですが・
    「これがヒールや マロ栗山やぞ どないじゃ‼ 東京」と どんなもんじゃい 満天な自分がいてました。
    自分の席辺り 割と 大阪からのファンいたのですが 更に周りは パン箱に ざわついてましたもんね。
    自身は いまでも鮮明なのが 最初2年前辺り ハイハイタウンで観た時「怖っぁ~ほんまもんの悪役や」 です。
    以来 いまだに怖いですからね。 そんな選手の初東京でした。
    日帰り 往復夜行バスでしたが 余裕の4の字 9周年大会が待ち遠しいです。 ちなみに ぼくは大久保選手のファンなんですけれどね。 ピース

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