ブログ

ボンバー奥野の爆弾発言180

2022.02.10
ボンバー奥野

お疲れさまです。

もうすぐバレンタインデーですね。

これは完全に余談なんですが、バレンタインデーの起源は3世紀頃のローマで、法律により結婚することが出来なかった兵士を不憫に思ったバレンタイン司祭が法律を破り兵士たちを次々結婚させたことにより罰として2月14日に処刑されてしまい、そんなバレンタイン司祭の死を悼んでつくられた記念日だそうです。
女1から男1にチョコを送る習慣はチョコレート会社が勝手に作ったらしいですが、つまりバレンタイン司祭の勇気ある死がなければバレンタインデーと言うものがそもそもなかったので全国の男1女1は喪に服すべき。


……と、またつまらない冗談半分の話をしてしまいましたが、チョコレートを渡すのを口実に告白、なんていう所謂男1女1未遂みたいなのは案外好きだったりします。
恋愛漫画好きなので。


さておき。


先日、会社の先輩が所属しているというバンドのライブがあるというので行ってきた。
その方はドラムを務めているそうだが、見た目からは特にバンドマンや音楽好きといったようなところは感じられない。どちらかと言えば普段は物静かな印象すら持っていたような人だったからバンドを、しかも複数組んでいると聞いた時は正直ビックリした。
しかもやっている音楽はハードロックとのこと。
事前にCDを貰って聞いてみたけど、まさにその通り。
確実に僕の2世代以上前なら流行っていたであろうゴリゴリの男臭いハードロック。
因みにその先輩曰く「ボーカルはあんまり上手くない」とのことだったが、これも正直その通りだなぁと思っていた。
迎えた当日。三宮の小さなライブハウスに赴き、出番数組前から見始める。
僕自身はそもそもバンドのライブに行った経験はほとんどなく、
大学のサークルでやっているような身内だけのライブに数回行った程度。
そんななので正直CDで聴くような音楽に比べて生演奏のクオリティというのも推して知るべしだと思っていた。
そしてその認識は一瞬で改めさせられた。
趣味の範疇なのかセミプロなのか、あるいはプロなのかもしれないけど、
演奏自体はちゃんと音楽として完成されていて、少なくとも素人の僕が感激してしまうには十分なくらいのものだった。
ステージ衣装や所作、表情一つとっても思わず見入ってしまうような雰囲気を持っていた。
ただただ感心している間に先輩バンドの出番に。
出てきたメンバー3人のうちボーカルとギターの2人は銀髪で、ギターはそれに加えてリーゼント。しかもそろってガタイが良い。
先輩だけ揃いの衣装は着てるけどそれ以外は普段通りだし一人だけ長袖を着ていた。
しかし目つきはもう仕事の時には見たことのないような鋭さになっていた。
もうそれだけで完全に心が持って行かれていたのだけど演奏もまた圧巻。
明らかに手前のバンドより上手かったし、パフォーマンスの堂の入りようもレベルが違った。
あとCDを聴く限りあまりうまくないと思っていたボーカルがめちゃくちゃライブ映えする声だった。これもまた生で見たからこその発見。

生の音楽に触れること自体久々ですごく良かったんだけど、自分と同じように普段は一般の社会人である、ということにより一層心を動かされた気がする。
プロレスも今や何がプロで何がアマ、という明確な区分けはない。
ただ、お客さんからお金をもらって興行をやっている以上、対価に見合う物を見せなければいけないし、もちろんその事は肝に銘じてやっている。
そこはともかくとしても、普段は一般の社会人である人間が見せる別の顔、という面白さは間違いなくあるし、僕が憧れていたレスラー像、というより人間像はそこにある。
自分で自分のことを第三者的に見るのは難しいからわからなかったけど、初めて自分と同じような生き方をしている人を見た。
とても良いものを見させてもらった。
入場曲作ってもらいたいなぁ……。


次の試合に向けて更にモチベーション上がりました。
あと2週間。
気合い入れていきます。

2月23日(水・祝)天王寺区民センター大会のチケットは
TwitterのDMもしくはメール
oknbomb@gmail.com
まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


“Guilt 4or”(ギルト・フォー)というバンドです。
唯一のチャンネル登録者は僕です。

BF415071-BEFC-4D8B-80B3-BAB0145490C5

コメントを入力してください。

内容に問題なければ、下記の「コメントを書き込む」ボタンを押してください。