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自分にとっては大きな事なので

2023.12.15
マロ栗山

もう毎年毎年最大の地獄であるクリスマスの足音が近づいて来ており戦々恐々。
てなわけで今回も掴みにそれほど披露する話題も無く早速本題のプロレスの話題である。
気分を害したわい。

 

今週末は紫焔年内最終戦、そしてTORU15周年興行に参戦と年内最後にして最大の山場であるのだが、ちょっとその前に一つ。

当ブログがを賢明な諸兄らが閲覧しておる時に、発表されてるかどうかは知らんが、ちょっとシングルタイトル戦が変更になりそうと言うか、なるんだわ。
それは色々事情っちゅうもんがあるんでとやかくは言わんで。考え方変えれば、ベルトが俺の腰から離れたくねえって意思表示にも取れるやん、ホンマもう2年近くなっからコレ結婚も視野に入れてって長え付き合いやん愛い奴じゃ。

しかし今回は通常通りタイトルやるって仮定した時に、SNSでもチラッと書いたが、シングルタイトルやのにセミファイナルでメインがアイラブでウンタラカンタラ言う事についてちょっと言及しようかのうと。

まあ出所は藤江のポッドキャスト聴いてたんやけどな。
名目上は紫焔最高峰のベルトっちゅう、非常に名誉な位置付けのシングルタイトルのベルト。俺の防衛戦の中で、メインで無かったのは、西山とダディの時か。そん時メインはタイトルマッチ含めタッグやったなどっちも。
んで今回はメインがアイラブのタイトルマッチ。シングルマッチでセミってどうなんて感じやったと思うが、俺自身気にして無い。微塵も。

そもそも挑戦者が枯渇して皆他のタイトルにお熱やった時、ベルトの権威がーって話になったやんか。そん時、それならこのベルト権威が、価値がって言うより、俺の価値を上げる為にトコトン利用してやろうと。そう割り切ったらずっと気が楽になった。んでそっから自然体で気取らず防衛を続けてこれたわけやからのう。
まあね、言い訳の一つとでも聞き流してもらえるなら、対戦相手のバリューですよ。加入間もなかった西山にまだまだ若手だったダディ。俺からしたらそら俺役不足だよ。ただ団体がバリュー考えたんだろ。そんだけの事だよ。
最近のオーディエンスはアレじゃろ、ハイカラな言葉で言えば推しと言うのか、試合順より目当ての選手が出る事にバリュー見出してる傾向なんじゃろ。
俺も昔、全日本プロレス年5回観戦してた時、ダグファーナスのフランケンシュタイナー見れたらコレ5000円くらいの価値あんで思うて行ってたから(年に2回見れたらラッキーやった。ドロップキックは2000円)、興行のパックって事で考えれば、オーディエンスは俺のセントーンとかに1000円くらいの価値見出してくれれば幸いである。
まあわけわからん事言うたが、もう現状、試合順でどうのこうのいうのは愚問である。チケット代の対価をちっとでも俺に見出してくれるんやったらそれでええわ。試合順より己の価値と防衛回数の方が大事やって言うのは無責任過ぎますか?気分を害したわい。


んで、17日はもう一つの山場、TORU15周年興行。
宿敵タイガーハートとタイガースマスク選手、パートナーはファン時代から見てたブラックバファロー選手。
もうご存知の方も多いと思うが、タイガースマスク選手はまだ中の人の時に、大昔少し繋がりがある。
しかし向こうはプロでバリバリにやってる選手。同じ目線で語ってはいけねえと考えているのである。


話は変わるが、俺って自分を紹介する時には、プロレスラーでなくいつもレスラーって表記してるの気付いた賢明な諸兄らはおるか?
俺は普段こんな舐め腐った言動と振る舞いだが、やっぱりそれで飯食ってる選手にはそらリスペクトの感情はあるよ。根底はプロレス大好きプロレスファンだと思うから。
「プロ」レスラーなのか、「プロレス」ラーなのかで捉え方は変わってくるのだが、おそらく大半は前者じゃねえかのう。俺ってキャリアだけ長くても、紫焔だけと言う同じ環境で、しかも片手間でやってるやん。それを毎回身体張ってそれだけで生計立ててるプライド持った選手と同じ目線に立てねえよ。
だから、「プロレス」ラーでなく「プロ」レスラーという意味合いで、俺に鼻で笑われるような人には、軽々しくプロレスラーって名乗って欲しくねえなって気持ちもありながら。
結構プロレスラーって言ってる人多く見受けられるけど、その言葉はとても重いです。俺は28年やってるけど、軽々しく名乗れない。
本当に、重いと思ってる。
それだけ崇高な言葉であると思っているので。
俺が古いんかのう。昨今、プロレスラーって手軽に謳う奴が何か多いなーって思うわ。

それ考えたら、紫焔の看板背負って他団体ガンガン出てる、谷口や奥野や後藤の方が全然プロレスラーですよ。試合の経験値も、ドラクエやったらバブルスライム100匹よりはぐれメタル1匹の方が経験値の対価デケエやん。それと同じで刺激ある環境と試合って経験値めっちゃ高いよ。試合数出なくて内容よ。濃密じゃろ。彼らの1試合は俺の10試合以上の価値あると思うで。
それに風当たり強かった時代に、風穴開けたTORUや政岡、そこから風穴を広げた谷口以下紫焔中堅以上の面々、それと比べたら、俺が「プロ」レスラーって言っていいんかなと。失礼ですよ。

でもね、そんな環境羨ましいって思う自分もおるんです。この歳になってね。
パンドラの時も、毎回うちの選手が他団体で躍動してるんを見聞きしてると余計にね。
このまま井の中の蛙でレスラー人生終わるかなって思った、そんな時にTORUに声かけてもらった。
俺なんて紫焔固有種、ガラパゴスだったのに、複雑な心境です。
しかしコレが最初で最後の外来種になるかも知れん。その感情に血湧き肉踊っているのも本音。
いつもと違うよそ行き見せても仕方ない。普段通りでTORUの記念興行を盛り上げて行きたい。
チケットはさすがTORU15周年興行って事でほぼ完売みたいやけど、是非とも、俺が今だけ言います、「プロ」レスラー、マロ栗山をご覧いただきたいと思います。


プロレスラーって、大手を振って言えるかなって今になっても少ししこりはあるんやけど、何か清々しいのう。
初めて、自分の意思でプロレスラーって公言できた。
あとはやる事やるだけ。
最終戦、目一杯やったるで、久々に明日の事微塵も考えなくていけそうじゃわい。
ただ紫焔の方のカードが心配でー。
気分を害したわい。

まあ、何とかなるやろ。
後に控えるクリスマスケーキの悪夢を忘れるくれえ突っ走るでー。

 

 

 

 

 

 

紫焔ファンの皆様御機嫌ようでした。
「プロ」レスラー、鬼畜大帝マロ栗山でした。
今回はこの辺りで。
来週はプロレスを存分に楽しんだブログに出来たらええのう。
ではまた来週である。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 


追伸
紫焔ファン以外にパン箱見てもらうんと、バファロー選手と、あの連携は出来るならやってみてえなあ。

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