お疲れ様です。
上着を羽織りこそするもののまだ半袖全然着てます。
ボンバー奥野です。
異常な代謝の良さに驚いています。
別に寒さに強い体質でもなかったはずなんだけどな……。
いや、これはもう俺の心が燃えているからに違いない。
違っててもそういうことにしておこう。
心が体を凌駕しているのだと。
もちろん元からタッグベルト戦に向けて気合いは入っているけど、
こんな風に体調まで変わってくるとは。
モチベーションもコンディションも最高。
ええ感じです。
3WAYマッチの前だったか、
タッグベルトを巡るこれまでの戦いだったり、
一戦一戦にかける選手の思いを知ろうとしなかった姿勢をドングリー藤江に指摘された。
知らない者の持つ強みもある、と思ってベルト戦に臨んだけど、
結果は酷いものに終わった。
自分のベルトにかける想いがいかに浅はかだったかを思い知らされた。
そんな状態で年内最終戦での挑戦だけが決まったけど、
正直どうなってしまうんやろ、とその時は不安でしかなかった。
それでも。
とにかくここまでは来た。
全ての試合を12月26日のためにと思って気持ち入れてやってきた。
過去のタッグベルト戦の映像も擦り切れるくらい見た。
それが何になるっていうわけじゃないけど、ベルトを巻くということがどういうことか。
少しわかった気がしました。
ベルトは団体の象徴。
そしてそれを持っている人間は船を導く船頭のようなもの。
映像で見た先輩たちは皆ギラギラしてた。
俺が紫焔を引っ張るっていう気持ちが試合からも感じ取れた。
先輩後輩若手ベテラン関係なく。
実力があるない関係なく。
今まで自分たちに欠けていたものをみんなが持っていた。
実際のところどうかなんて知らないけど、事実みんなベルトを巻いてきてる。
精神論じみた話だけどチャンピオンとしては当たり前の心構えなのだと思う。
その点で今の俺らは惨めに負けたあの時の俺らとは違う。これは自信を持って言える。
俺とDAICHIさんは燻ってるって言われ続けてきてて正直気が滅入りそうになっていた時もあったけど、決して傷の舐め合いじゃなく“全員見返してやろう”って気持ちでやってきた。
今までタッグらしいタッグを組んだことがなかったからわからなかったけど、
初めて誰かと組んでやることの面白さ、良さを知った。
そして今は紫焔の未来を切り拓くっていう目標がある。
やるべきことはすべてやった。
あとはフジツーを倒して俺らがタッグベルトを巻くのみ!!
やるしかない!!
やるぞ!!!