漫画家残酷物語の巻

 好きなハルクはホーガン。上田馬之骨でございます。しかし、往年の名レスラーが亡くなると悲しいですね。享年71歳とのことですが、これが早いのか遅いのか。ランディ・サベージなんかは亡くなったのが早かったですからね。まあ、ホーガンはステロイドを使っていたこともありますし、そう考えると長生きだったんじゃないかと思います。しかし、一方では藤波辰爾が70歳でいまだにマッチョドラコンなんだから、日本人はスゲエと思います。また、現役最年長であるミル・マスカラスは80歳過ぎてていまだに現役、というか引退をしていないのもすごいですね。

 冒頭の前置きがまた、引退の話になっているのが、何度か同じ話題には触れているので、全然違う話でもしよう。引退の対の言葉はデビュー。というわけで、先日行われた王牙と堀内について語りたい。まず、上本町のデビュー戦が実に良かった。紫焔では、新人同士の試合がない。デビューする練習生が同じ時期に複数いることが、あまりないのだ。だからこそ、目立つ試合だった。王牙は総合格闘技ベースだけどしっかりプロレスをやっていたし、堀内も柔道ベースだけどしっかりプロレスをやってた。お互いスタイルも違うはずだけど、いかにも新人らしい、技こそ少ないが一撃一撃を大切にした試合をしていた。結果は時間切れ引き分けだったが、密度の濃い内容でお客さんも満足していたと思われる。
しかも、その場で翌日のリマッチが決定と、目の離せない話題になった。

 私のデビュー戦だが、正直覚えていない。体も細くて、技もない。そんな中でがむしゃらに試合をしただけだった。ドロップキックは出した気がする。相手は先輩だったが、全然敵わなかった記憶がある。ボロクソな内容だった気はするが、それでも嬉しかったし、だからこそそれからもキャリアを重ねてきたわけだ。デビュー戦は人生で一度きり。それで満足いく内容だったら、とても素晴らしい事なのである。

 というわけで、今回はデビュー戦について語った。今回、2人の新人がデビュー戦したことで、練習生がゼロになってしまった。ということは、雑用が色々こっちにも回ってきがちになるので困る。プロレスリング紫焔では現在、練習生を大々的に募集しているので、ぜひご応募願いたい。色々条件が書いてあるが、応相談でどうにでもなる。年齢制限もあるような書き方をしているが、小川悠太は40歳でデビューしているので、どうにでもなる。意欲のある貴兄を待つ。

つづく

【次回予告】
もぐら番長の六本木遠征!ディスコでフィーバー!?
次回、「駅馬車の通った町 」にご期待ください。

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