ボンバー奥野の爆弾発言347
お疲れ様です。
ボンバー奥野です。
弾丸名古屋から帰ってきました。
昨日水曜日は名古屋スポルティーバアリーナでの水曜カレープロレスに参戦…だったのですが、余裕をもって14時くらいには大阪から車で出ようと思っていたものの、トラブルにトラブルが重なり、1時間が過ぎ2時間が過ぎ…、半ば強引に飛び出してようやく出発、となったのが18時頃。
車での所要時間はどう頑張っても2時間30分。
試合開始は20時。
こりゃ間に合わんということで18時過ぎの新幹線に飛び乗ることに。
帰りは終電を逃せば終わりだがとりあえず時間までに着かねば。
新幹線なら1時間ちょいで着く。
とりあえずは一安心…、と思っていたらまさかまさかの停電による運転見合わせ。
目の前が真っ白になりかけたものの、試合順はメインだから最悪20時30分頃に到着すれば…、頼むそれまでに動いてくれぇぇぇぇぇ!!!!!
18時30分が過ぎ、19時を迎えもはやこれまでかと思ったところで運転再開のアナウンスが!!!
「間に合います!!!」
と先方に連絡したのも束の間、先に出る列車が2本あるので更に待ち時間が…!
しかしもう信じるしかない。
19時15分頃に出発。
もはや何時に付くのかもわからない。
車掌さんもさぞ焦ってたんでしょう。
「名古屋駅の到着時刻は18時42分頃…」
いやもう過ぎてますが…。
乗換案内等で所要時間を探ってみたらどうやら20時30分には着けそう。
走れるところはとにかく走った。
スーツケースの車輪が一個飛んで行ったが構わず走った。
着いた!今何試合目?
ちょうど1試合目が終わったところ?
間に合ったーーーー!
もうこれだけで達成感が凄いですよ…。
興行に穴開けることにならなくて本当に良かった…。
さておき。
いや、さておけない。
ちょっと冷静に振り返れるテンションじゃないし時間もない…。
本日のカードは5/3に控えた愛プロレス博2025・若鯱リーグの決勝戦、その前哨戦。
ボンバー奥野・清水佑VS名島アリ・大舘裕太
結果は決勝戦の相手であるアリからピンフォール勝ち。
キャリアだけで言えばこちらは7年あるのに対し向こうは1年足らず。
とはいえセンスも素養もハートも顔も体も良い。
現時点でも間違いなく名古屋の未来。
「時代を変える」「負けた同期たちの分の思いも背負う」
と彼はこの決勝に向けて意気込みを発信していた。
だけどまだその眼に怯えが見えたような気がする。
あるいはまだその本気度が宿っていないような。
俺にはそう思えた。
ビッグマッチのメイン。
ましてシングル。
1年足らずの人間がそこに立つプレッシャーを重く感じないわけがない。
怖さもあるだろう。
俺だってそうだった。
初めてあの会場に足を踏み入れた時の重圧は凄まじかった。
前のカードは錚々たる面々だし、昼にやっていたメジャー団体の選手もたくさんいるしでそれまでにはなかったほどの緊張感があったのを覚えてる。
だけどその経験があったからこそ、そして同期の仲間と熱く戦ってきたからこそ愛プロのメインに一人で立つ覚悟が出来た。
メインが決まってからでも色んな人に声掛けられるし、今でも重圧は感じてるけどね。
ともかく、その覚悟を今日は叩きつけたつもり。
だからもう一回覚悟し直して上がってこい。
お前の覚悟を全部ぶつけてこい。
それを全部受け止めたうえでまた叩き潰してやる。
「時代を変える」
良い心掛けだけど、その気持ちは俺だって絶対に負けない。
名古屋でだってまだまだやりたいことはある。水プロ王座も負けっぱなしで終われるか。
そして何より俺の主戦場は紫焔。
若手のリーグ戦だろうが、だれよりも熱い戦いをやってきた自負がある。
まずは勲章を一つ手に入れて5/4の上本町に凱旋してやる。
やってやるよ。
