野菜カレー!の巻
好きなアーノルドは坊や。上田馬之骨でございます。連載第4回目となる今回は世界最大の金玉を持つ、セミクジラについて解説しようと思うが、それはまた別の機会にして、違うことを書く次第である。今回は、どこの馬の骨ともわからないレスラー、上田馬之骨が誕生した経緯についてお話ししたい。
以前も何かの折に話したのだが、私は紫焔初の中途採用レスラー。そしてその出自は謎だった。しかし、紫焔はそもそもOWFという大阪学院大学プロレス研究会が母体であり、
構成されているレスラーも基本的にはOWF。あとは万葉プロレス勢もいたが、それも前身であるアメリカ村プロレスからの参戦であった。そして私の出自は、そのどちらでもない。つまり、本当に謎のレスラーだったのである。馬になる前から、某所でプロレスの経験があったことで、紫焔の関係者から声がかかり、参戦に至ったのである。
参戦に際して、以前は素顔で試合をしていたのだが、せっかく素性が謎なのだから、マスクを被ることにした。しかし、それよりも前に決まっていたのは名前。どこの馬の骨ともわからないというコンセプトはできていたので、あとはそれをどうするかが問題だった。結果、どこの馬の骨ともわからない上田さんということで、上田馬之骨になったのである。これは意外とすぐ決まった。無論、上田馬之助にかかっているというのもある。ネタ的にもよくできた名前だと、自分では気に入っている。
そして、紫焔のリングに「参戦」することになるのだが、今日はここまで。不定期にはなるが、今後も馬の素性を紐解く内容をお送りしたい次第である。そしてこの掲載日および翌日と試合があるので、忙しくて猫の手を借りたい貴兄も、暇で暇で尻から根っこが生えそうな貴兄もぜひ、観戦に駆けつけてほしい。
つづく
【次回予告】
頂上決戦!もぐら番長VSねずみ番長、開戦!
次回「雪は黒いドレスの肩に 」にご期待ください。