江戸っ子すし講座の巻

 好きなチャックはノリス。上田馬之骨でございます。週間連載はなかなかキツイが、今回は3回目ということで「美味しいかに玉の作り方」について解説したい。まずは、かにの金玉を用意したいのだが、先日試合があったばかりなので、それはまたの機会にしよう。

 というわけで、先日行われた生野区民大会。我々馬ッスルデンジャラスにとっては3戦目となる消化試合のはずが結果は敗北。試合を振り返るわけだが、まず私の出番で相手が川端。この日の蹴りが普段よりも厳しかった。どうやら機嫌が悪かったようだ。というのも川端は朝、会場を間違えて天王寺区民センターに行ってしまったらしく、大遅刻をかましたのだ。それが試合に現れた模様。とばっちりである。そして場外ではキッズたちに滅多打ちにされるわと試合のペースが掴めなかった。ただ、花園と当たれたのは良い機会だった。体重も川端より軽いので、一気に攻め込めそうだったのだが、やはり連携に失敗してしまい、敗北を喫してしまった。

 我々馬ッスルデンジャラスの課題は、連携の強化である。そこで親睦をさらに深めるべく、試合後はディナーを決行。試合前のランチはよく3人で行くのだが、夜に3人だけというのは初めてだ。そして尾久さんのアテンドで市内某所へ異動。そこが実に良い店だった。尾久さんはプロレスのセンスは悪いが、店選びのセンスは素晴らしいものがある。こうして仲間の良い所を発見しただけでも、良い機会たっだ。

 そういえば、試合後に所信表明をする機会があった。そこでシンプルに表明したのだが、私というか我々、馬ッスルデンジャラスの目標は6人タッグのベルトを獲ること。今までは私ひとりの闘いだったが、今は仲間がいるのでそれを大事にしたい。幸い紫焔には、6人タッグ王座があるので、それを獲れば最強のチームであることが証明できる。だが、実績が伴っていない。逆に言えば実績さえ作れば挑戦できるということ。目安としては年内にはベルトを獲り、16周年大会では防衛戦を行いたい。良い事なのか悪い事なのか、今の紫焔は人がいっぱいいて人で組む機会も多そうなので、これからは実績作りが課題となろう。

 次は5月。無料興行も多いので、我々馬ッスルデンジャラスの試合を見逃さないよう、今からスケジュールを押さえておくように。万博に行く暇があるなら、我々を見に来なさい。おもしろいよ。

つづく

【次回予告】

おやびんは最強でやんす!もぐら番長、舎弟ができる!
次回「焼けただれた砂 」にご期待ください。

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