今宵あなたとディナーショーの巻
好きなAIRMAIL fromは NAGASAKI。上田馬之骨でございます。先日は枚方で毎年恒例のマスクマンコンテストが行われたということで、今年も秀逸なマスクマンが生まれたとのことだ。今年で9回目ということで、枚方の新しい名物になりつつある。私もマスクマンの端くれとして、非常に悔しいので、今回は私の考えるマスクマンをいくつか紹介しよう。
まずは残クレアルファードマン。世間知らずの情弱なマスクマンだが、見た目は豪華なのが特徴だ。マスクにはDADの素材が使われている。趣味は駐車場でバーベキュー。すたみな太郎やドン.キホーテ、丸亀製麺によく出没する。コスチュームもとても豪華なのだが、体型がとても華奢で弱い。ただし、性格はオラついていて、とても見栄っ張り。
次は鶏むね肉マン。物価高に苦しむ家計の貴重なタンパク源として人気のレスラー。ギャラがとても安いが、ちょっとパサついててカタいのが特徴。相手のレスラーがうまく料理してもらえないと、誤解を持たれやすいが、うまくハマればしっとりとした試合が見られる。必殺技はカンピロバクター と、名前はとてもかっこいいが、破壊力がひどすぎて周りからは嫌われている。
まだまだ続くぞ、次は出没ヒグママン。普段は山奥で生活しているのだが、メガソーラー開発等で山を追われて人里に降りてきては、暴れるマスクマンだ。地元の猟友会も手を焼くほどの暴れん坊で、性格は獰猛。鋭いツメが武器で、一撃目は顔面目掛けて左フックを仕掛けてくるという。ただし、寝技が苦手だから、相手が頭を抱えてうつ伏せになったら何もできなくなる。また、出没ツキノワグママンもいるが、こちらは大人しい性格で、大きな音を聞くと逃げてしまうので、注意だ。
最後を飾るのは焼いていないのにカップ焼きそばマンだ。カップ焼きそばが好きなレスラーなのだが、そもそもカップ焼きそばはお湯でふやかしてるだけで、焼いていないのに、どうして焼きそばであるのかが納得できないという自問自答を常に繰り返している哲学的なレスラーだ。試合前もカップ焼きそばを食べるので、控室がソースの匂いで充満することから、周りのレスラーに迷惑をかけがち。また髪型は焼きそばだけにソバージュであるが、マスクで隠れてしまっている。
おそらく来年も新しい枚方のマスクマン募集があると思うので、貴兄諸君も奮って応募してほしい。当選のあかつきには、私が中身に入ろうではないか。
つづく
【次回予告】
冬支度!番長、こたつに籠る!
次回「東ドイツの残骸 」にご期待ください。




