お疲れ様です、ボンバー奥野です。
こんにちは。
 
 
 
先日トレーニング場所を求めて某タイムフィットネスに行ってきたんです。
某タイムフィットネスにはパーソナルトレーナーが在中している店舗がありまして、今回飛び込んだところがそういうお店でして、入口にはサイン入りのでかでかと写真が飾ってました。
見た目ミルクボーイの駒場さんをもっと精悍にした感じ。
へー、と思いながらも僕は一人で音楽を聴きながらトレーニングをするのが好きなので、この日もいつもと同じようにフガフガとロンリーベンチプレスを。
ちょうど僕の横では見た目20代前半のあまりスポーツなどはしたことが無さそうな感じのお兄さんが先ほどのトレーナーを付けてトレーニングに励んでおりました。
パーソナルに興味が無いわけではなく、むしろ正しいフォームや知識は教えてほしいのもあるし、実際どんな会話を交わしているのかと気になったので、ちょっと悪いとは思いつつイヤホンを外して盗み聞きしておったのですが……これが結構面白いのです。
その時はちょうどアームカール(ダンベル持った腕を曲げ伸ばしして上腕二頭筋を鍛えるやつ)を始めようかという所で
 
トレーナー「○○さんは好きな女優さんとかいるの？」
 
お兄さん「仲間由紀恵が好きです(即答)」
 
トレーナー「おー！いいやん！仲間由紀恵！仲間由紀恵好きなんよね？　ハイ、じゃあ、ちょっとイメージして！　仲間由紀恵は○○さんの彼女です！　デートで登山に来たんだけど、仲間由紀恵が崖から滑って落ちそうになってます！　仲間由紀恵腕一本だけで掴まってます！　○○さんが手を引っ張れば仲間由紀恵助かるから！　OK！？　じゃあ、いくよ！」
 
お兄さん「んんああああああ～～～～～ッ！！　あぁ～～っ！　はぁ、はぁ……」
 
トレーナー「キツい？　いやいやいや、まーだいけるっしょ？？　でも、○○さんのお陰で仲間由紀恵助かりました。でもあと2回助けなきゃいけません。OK？　はい、じゃあそろそろいくよ！　ハイ、スタート！！」
 
お兄さん「んぬああああーーーッ！！　っつあっ！　あ！　ああ～～！！」
 
トレーナー「死ぬよ！　このままだと仲間由紀恵死ぬよ！　いいの！？　仲間由紀恵死ぬよ！　頑張って！」
 
お兄さん「んぬあーッ！！」
 
……。
 
残念ながら2セット目の途中で仲間由紀恵さんはお亡くなりになってしまいました。
1回は助けてもらったのに2回も崖から落ちかけてしまう仲間由紀恵さんにも問題はあったと思うのですが……。
 
……不謹慎ですみません。
 
さておき。
人にやる気を出させるための手段としてはなるほどなー、と。
誰かのため、と思えば人はやる気が出せるもの。
家族だったり、恋人だったり、友達だったり様々ですが、それで100％の力が出せるのであれば良い方法ではあると思うのです。
ただ、本当は自分の中にやる気を見出すことが出来ればそれ以上に良いことはないんですけどね。
「人のため」と言いながら、自分一人では出来ないことを体よく責任転嫁しているような気がして……。
自分に厳しくなれるような人でいなければ大切な人を守ることも出来ないと思うのです。
かく言う僕も自分自身には全然甘いし、このままでは本田翼ちゃんが崖から落ちそうになってても助けることができないでしょう。
何よりプロレスをやっているのは誰かのためではなく自分のため。
引き続き頑張ります。
それでは。

2月23日(日)
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因みにお兄さんは中山きんに君のYouTubeを見てトレーニングを始めたそう。
フィジークの大会に出たいと言ってました。
たまに覗きに行って刺激を貰おうと思います。