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規夫

2020.08.05
マロ栗山

先週末は、本来ならばハイハイタウンでの興行が遂に再開という予定であったのだが、もう第二波襲来と言っても良いであろう、コロナの影響によりまたもや中止に。気分を害したわい。まあ帝都大東京で最大級の感染者が出たと思うたら、紫焔お膝元の大阪も同様に感染者爆増。これは致し方ないところかのう。そんな感じで、週末の予定が白紙になってしもうた。

俺はお家は大好きなのだが、家に引き籠る事に喜びを感じる、巷でいうところのインドア派では無いので、とりあえず連休だったら、せめて1日はどこか徘徊したい欲求がふつふつと湧いてきおってのう。これは行くしかないやろ。
俺にはプロレスを封じられても、それと双璧の嗜好があるではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 


釣りに行こうかのう。

 

 

 

 

 

 


このご時世じゃ。いつまた行動自粛になるかもわからん。しっかりソーシャルディスタンスを徹底して早速お出掛け。

 


釣りはこの夏が最も熱いシーズンである。魚の活性が高いし、釣れる魚種も豊富。丁度梅雨も明け、事前のリサーチによると、雨よりも釣りでは天敵である風の影響も全く無し。今行かんかったらいつ行くんじゃ言うくらいのベストコンディションじゃ。

未明に出撃し、早朝に釣り場到着。速攻で仕掛けを作り試合開始じゃ。
俺はいらちなので、まずはある程度数を稼ぎたい。故に胴突と言う仕掛けで、その辺の根魚をとりあえず釣るのだが、ここで俺のリサーチに穴があった。

天候も良く、風の影響もなかったのだが、その日は午前7時ごろから昼過ぎまで浣腸もとい干潮だったのだ。言わば水位が下がって水が無いのだ。ちなみに水位が上がりきってるんが満潮であるが、水位が上がると、続々と魚達が接岸、岸に押し寄せてくる故、満潮時刻を狙うんが常識である。
俺も当然、マンの名を冠するマン潮が好みである。マン潮ってなんかいやらしいよね。その他、上げ潮、下げ潮とかもあるんやけど、これはまた別の機会に。全く、マンとかシオとかいやらしくてけしからんね。気分を害したわい。
故にこの時間に接岸するであろう魚種は沖にすっこんでしまい、いつも餌ばかりただ食いして行きやがる根魚どもの食いも悪い。撒き餌しても魚が寄ってこねえ。ただの撒き餌ばらまきおじさんになってしもうた。気分を害したわい。

そこで作戦変更。アイラブ胴突選手権者を自負する俺が、早々に胴突を捨て、投げ釣りに変更。ちょいと遠くに仕掛けを投げてただ待つと言う、これまではあまり良い印象が無かった俺的に言えば守りに入った釣りである。

しかしこれが功を奏し、いきなりなんでか知らねえがデケエ蟹が釣れた。続けてコチやデケエアジなんぞも食ってきて、ちょいと忙しくなってきたんじゃねえかと思うたその時、

 

 

 

 


来たよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふーぐたくぅーーーーーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アナゴきたきた。

 

 


通常アナゴは夜中に釣れるもんなのだが、中にはオールでまだ家にも辿りついてない酔っ払いみたいな奴もおったのであろう。日が昇っておる時間に食ってきやがった。こいつは嬉しい誤算である。
結果的には投げ釣り大成功。すっかりハマってしもうた。今後アツイのは投げ釣りである。投げ釣りの人気ターゲット、魚の女王の異名を持つ、キスも今回釣れてねえからのう。釣っておる間、俺の脳内には常に電気グルーヴの曲が流れておったのだがそれは次回のお楽しみ言う事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

自称アイラブ胴突選手権者改め、自称アイラブ投げ釣り選手権者の鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

とまあ、のっけから釣りについて語ったのであるが、これをプロレスに置き換えると、色々通ずるところがある(と、思う)。


あたりがなくとも釣りをし続け、忍耐強さを磨く。忍耐力があれば、現状が決して望むものでなくても腐らずプロレスに取り組めるやろ。
何をターゲットにするかというプランを組む、どの釣りのスタイルがその場に適しているか判断してどうしたらすぐ結果が出るかを考える。これは俺が以前言うとったベルトを狙うのにどれが最短距離で行けるか、そしてどうしていきたいか青写真を描くちゅうことと同じやろ。多分。
そしてプロレス同様様々な釣りのスタイルがある。しかも何を選ぶかは自由じゃ。どこぞの自由を売りにしとるスタイリッシュユニットとは訳が違うわい。
んで、どんな事に打ち込むにしても、一つに固執せず色々やってみればまた新しい発見があるじゃろ。中々俺も頭が固いところがあるが、プロレスにおいても今の若い奴らがやってるスタイルも否定するでなく受け入れて、吸収できるところは吸収していかんといかん。釣りをしてたらそんな事考えさせられるんじゃ。

フィジカル的にも何気に普段使ってねえ筋肉使うしのう。長丁場は体力的にもタフネスが要求されるわい。夏場は特に。

 

あとはやはり、釣りはガチンコ、真剣勝負やっちゅう事や。この生き死に、まさにデッドオアアライブな攻防が魅了してやまねえんじゃ。
俺はキャッチ・アンド・イートを信条としておる故、釣り上げた命は美味しく頂く。締める(ぶっ殺す)んも1匹1匹キッチリ執行や。一部小さい魚や毒魚、禁漁時期の魚介類、取ったらあかん魚介類など例外があるが、俺はキャッチ・アンド・リリースなんぞ綺麗事やと思うており、更に生粋のエサ釣り派の俺は、巷で流行っておる、偽の餌で魚達をだまくらかして釣る、詐欺のような釣法は性に合わん(そういう釣りが好きな諸兄らには申し訳ない)。正面切って小細工なしで魚と向き合うのだ。

余談だが、以前まだLIBERTAにおった時、聞いたのだが、麒麟やあの政岡ですらバスのアングラーだったそうな。あぁ、そういうとこも合わんかったんやのう。気分を害したわい。

話を戻すが、魚は俺との勝負に敗れれば命は無い。この生死を賭けたやり取りがゾクゾクしませんか?
プロレスでもこんなヒリヒリした攻防がしたいのうと思うたり思わんかったり。


長々と書いたがつまりはそう言う事なのだよ。
釣りもプロレスの幅を広げる為のひとつのツールなのだ。
故に今シーズンは釣りもいっぱい行くぞーと。釣りに浮気してるとかじゃ無いんだよ。全てはプロレスの為ですよ全く。まあ当ブログを閲覧しておる賢明な諸兄らは、言わなくても当然わかっておるとは思うが・・・・・、
気分を害したわい。

 

 

そろそろ今回はお開きにしようかと思うたが、いかんいかん、肝心のプロレスじゃ。
今週末は東成区民センターで有料興行である。
なんと今回もチケット完売とな。全くどうしちゃったのみんな。

しかしながら俺のカードを確認すると愕然じゃ。
意味わからん5ウェイとか。
しかし試合形式以上に、面子が見ただけでわかるポンコツの寄せ集め感よ。
気分を害したわい。

エツ以外、例えるならベラ、キタマクラ、フグ。
釣り人に忌み嫌われる、所謂外道魚のオンパレードではないか。これやと毎回紫焔日替わり定食と揶揄される、前座のテーマなき面子がとりあえず組みましたってやつ以下やで。こんなん賄いや、賄い。
気分を害したわい。

前回のブログでも書いたように、せっかくモチベーションも右肩上がりになってきており、今後の為に色々と策を講じようと思うておったのに、とんだ足止め、回り道、時間の無駄じゃ。限られた時間をどう立ち回っていくかっちゅうのが重要やと前回確か熱弁しとった筈やのに、こんな旨味なんぞほとんどねえ、出汁の出尽くした魚のアラみてえなスカスカの具材の中に放り込まれてしもうた。適当に立ち回って、また次の釣りに備えようかのう・・・・・。
何やうるさい冬木のおっさんは前回も書いたが完全無視や。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょいと待て。

 

 

 

 

 

 

 


先程、現状に満足しておらんでも腐らない忍耐力を磨く為釣りをしとると書いたばかりではないか。これはいかん。
それに・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

探せば旨味はあるかもな。
ようよう考えてみたらのう。

 

 

 

 

 

 

 

タイミングが合えば仕掛けてみるか。
フォッフォッフォッ。

 

 

 

 

 

 

 

チケットお持ちの幸運な諸兄らは当日会場でお会いしましょう。
今回俺の試合しか触れてねえが、当然様々な動きがある筈。俺もしっかり偵察させて貰うで。この飽和状態の紫焔で生き残り、更に美味い汁を吸い続けるためにのう。
当ブログが毎回のネタの為に囲い込んだ、もとい、全面バックアップを約束しておる、おかきカイザー後藤、またはママフル後藤にも注目いただきたい。

興行当日は当然、色々と規制はあるが、円滑に興行を進行、そして今後も楽しんで頂ける為の大事な処置じゃ。ご理解いただきたい。
体調は万全にのう。

 

 


ではまた来週じゃ。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 


追伸
俺、魚釣ったら素手で下顎をつまんでクチをパカっと開けさせる持ち方をする癖があるのだが、こないだのアナゴに、飲み込んだ針外すん兼ねてそれやった時、壮絶に噛み付かれた。
歯がねえから油断しとったわ。
すんごいクチ閉じる力強えんよ。
指相撲やったら俺の完敗やで。てかこんなん優勝やで優勝。
何回も言うんムカつくんやけど優勝。
噛み付かれんように締めてから持ったら、ほぼ首落としてたのにまた噛み付いてきた。これはもう奴の怨念やな。


後に文献にて調べてみると、

 

 

 

「アナゴは掴もうとすると果敢に噛み付いてくる」

 

「アナゴは顎の力が相当強い」

 


先言えやーーーーーー!!!!!!

 

 

あんな素っ頓狂な風貌で何てデンジャラスな奴なのだ。
政岡みたいな奴じゃ。
注意せんと。

次は伝助釣ってやるわい。

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