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紫焔ネクストステージ〜どうも、工場長です

2021.09.03
マロ栗山

先週はまあ何かしんみりしてしまったのう。
紫焔は確かに看板選手、大きな柱を失ったわけだが、考えても見ろ。こう言う一見すると危機的状況こそ、次の大きなうねりを起こす絶好のチャンスなのである。言わばこんな混沌とした時に、一旗あげてやろうという野心を持ってねえ奴は、ハッキリ言うてプロレスに向いてねえ。プロレスやっとるからには、団体の頂点に立ちたい、タイトルが欲しい、とにかく女にモテたい等、動機はともかく何らかの野望がある筈である。その承認欲求は、前座に価値を見出す一部の変種を除いては、より上のステージに立ってこそ満足度は高い筈である。

紫焔において、その、大きな上の枠が空いた。これをプラスに捉えんと、どう捉えるのであろうか。
いつまでもノスタルジックな雰囲気に浸っておればあっという間に枠が掻っ攫われ、取り残されてしまう。


当然、ネクストステージに向けて俺も、いや、我々も遅れをとる事なく即座に行動を起こしたわけである。

 

 

 

 

 

 

 


紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

スピード感は大事です、鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

政岡退団の余韻冷めやらぬ中での紫焔新章突入。
先週、奥野の野郎もブログで書いておったが、紫焔で未だかつてここまで大きく各選手が動いた事は無い。旗揚げ前からおる俺が言うんやからそうなんじゃ。気分を害したわい。
本来なら若い奴らが我先にと次々と台頭してくるのが、団体の将来的にはベターなのであろうが、過去普通にそんな事起こっておれば既に紫焔の勢力図なんぞ今よりももっと大きく塗り変わっておるわ。最近の若い奴は、巷で言う草食系が多いからの。てめえの事ながら、老害がのさばっとんのもそう言うとこよ。俺らが若い時は、一刻も早く上を引きずり下ろす事を最重要に考えておったもんやったのに、時代は変わったのかのう。まあ我々にとってはやり易くてウェルカムなんじゃがフォッフォッフォッ。


まあ、若い奴はまだ先が長えからそう言う危機感なんぞもまだ実感薄いんじゃろ。とにかく俺は時間が無い。もう一丁何か仕掛けるには今でねえとダメなんじゃ。残された時間は少ないのは毎試合毎試合実感しておるわ。危機感が違うで。


んで、藤江、藤原のフジツー、俺の現在のパートナーであるバハムートと行動起こした。OWF(故人)の残党であるベテラン勢の利害が一致したからのう。向いておる方向が同じっちゅうのは重要じゃ。このメンツで、シングル、タッグ、6人タッグの紫焔のベルト(ありゃもう一個あったような、まあええわ。気分を害したわい)を総取りちゅうマニフェストもええやんええやん、ええやないか。6人タッグは既に持っておる。あとは2本、こいつはユニット結成にええ大義名分が出来たわ。6人タッグで藤江、バハムートと組んでおるし、藤原はレッドフラクションの時からずっと組んでおったし、バハムートは現パートナーであり、藤江は実はクリツー言うタッグ組んだこともある。んでフジツー言うたら紫焔でも最高峰のタッグチームやから、どこをどう取っても磐石であろう。目的も全員同じ方向を向いておるから、いわゆる一枚岩っちゅうやつや。何や、LIBERTA無くなって、やっと麒麟のアホさ加減に気づき正気に戻った、絶賛ユニット浪人中のウンコ磯部が、谷口にすり寄ったりしておったが、お互い仕方なく組んだだけ。お互い全然違う報告に向いておる。我々を過去の遺物言うたが、奴らこそ、かつて勝てば都発言で物議をかもした過去の遺物タッグではないか。俺はウンコ磯部の事は高く買ってやっておったのに、LIBERTA復縁事件の時以降、評価は下降の一途を辿っておる。気分を害したわい。何や、その時も谷口絡みやったんちゃうかいな。大丈夫かコレ。まあ相手の心配もしてやれるちゅうくらい余裕やっちゅう事ですわ。

更にまたしつこいと言うか、七転び八起きどころでねえ何回転んどんねん言う奥野とダイチ。ある意味この幾度となく粘着してくるストーカーじみた姿勢は評価に値するが、変化がねえのよ。コスチューム変えたくらいじゃ気分転換程度にしかならんわ。奴らは上に噛みつこうとガンバっちゃったりしてるんは理解を示してやるが、言動が同じなとこは、ある意味これも紫焔日替わり定食なんだよ。紫焔新章に未だ旧体制のスタイル持ち込んでくるのは既に時代遅れ、竹槍でB-29落としにかかっとる戦時中の日本人かっての。気分を害したわい。
そういう意味では、我々、フジツーの下で勉強したいちゅう後藤の姿勢は変化に対応しようとする姿勢が見えて好感が持てるのう。ああいうのが将来の紫焔のエースになっちゃったりするんじゃ。そら一瞬もスキついた言うてもバハムートからピン取るわな。初勝利らしいがコリャ何気にジャイアントキリングやで。奥野やダイチに比べ、シングル勝利した相手の質が段違いやで。チャンピオンの一角ですからのう。

 

 

そんなことで、紫焔新章を彩るメンバーが前大会の終了前に出揃ったわけだが、ちょっと一言言わせろって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々のユニットの名前、あれ何じゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


聞いてねえぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 


何か藤江が興行前日に、昔のTシャツとこの真夏にウインドブレーカー持ってくるよう言うて来た時何かちょっと引っ掛かっておったんじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


しかし、新しいTシャツまで超突貫で作らせておったとは・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

仕掛けようちゅう事は、実は今だから言うが、興行前にそう言う示し合せが4人で水面下であったんじゃ。しかし、ユニット名とかそんなもんは全然、あの時初耳じゃ。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何でマロ・ファクトリーやねん。

 

 

 

 

 

 


今のナウいヤングが混乱するじゃろ。まだ助六もといスカロケの方がハイカラじゃ。もっとナウいヤングにバカウケなハイカラなユニット名にしてくれや。


ホンマ、マロ・ファクトリーて俺は認めへんからな。かつてのヒールユニット、魔鱗組に匹敵する黒歴史やわ。それにコレ、レッドフラクションよりももっともっと昔、俺が大学生の頃に構想打ち立てて、2000年前半にやってた事じゃねえか。もう20年モン以上のビンテージユニットやでしかし。

 

 

 

 

 

まあ、そんなん言うても、今の紫焔ファンにとっちゃ何のこっちゃやろ。藤江も何か勝手にてめえのブログで、俺が詳しく書くとか何とか丸投げしてきやがったから、今回だけやぞ。口も腐る思いで、ちらっと過去のマロ・ファクトリーについて触れて今回はお開きにすることとする。
もうこれ以降、俺の口からマロ・ファクトリーちゅう単語は出さんからのう。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

時は1998年。元々、当時OWF(故人)に所属しておった学生時代の俺。最上級生ちゅう事で、今後のOWF(故人)を担う人材を育成せねばならんちゅう考えもあったんじゃ。
しかし当時は、できる奴はほっとっても伸びる。やりたい事が今の紫焔の若手に比べ格段に明確であったからのう。ただ、中にはおるんよ。箸にも棒にもかからん奴が。今で言う日替わり定食ポジションに甘んじておる奴らがのう。その時俺の普通にやってもおもろないちゅう悪い虫が出たんじゃな。

当時、プロ野球で、故・野村克也さんが監督で、野村再生工場ちゅうのをやってたんが話題になってのう。自由契約された選手なんかを生まれ変わらせて一線で蘇らせるちゅうやつや。
それに感化されて、どうしようも無いと思われとったOWF(故人)のお荷物をメインイベンターにまで昇華しようちゅう事で、野村再生工場ならぬマロ再生工場を構想したんじゃ。だからファクトリーって付いておる。余談だが時の構成員には紫焔黎明期の実況やってたストロング倉内と、OWF往年のレスラー、ジャッカル速水がおる。後年どっちもちゃんとメインイベンターにしたぞ。どうじゃ、俺のコーチとしての手腕もちょいとしたもんじゃろ。


んで、しばらく経って、OBとしてOWF(故人)に参戦するようになったが、当時は現役生至上主義(まあ考えれば普通当然だが)。OBなんぞ出る幕なかった。用意されたのがいわゆる日替わり定食ポジション。しかし当時俺も若かった。めっちゃやり残した事山積みで、青写真どころか青辞典くらいプランが鉄砲水の如く勢い良く湧き出ておったのに、それを披露する機会が無かった。

そこで考えたのが、一部の現役生を懐柔させ、俺のコピーを作って、俺の傀儡にしようと。

俺のファイトスタイルを完全に模倣させて俺のやりたい事そいつに代わりにやらせようと、裏で糸引いておったんじゃ。その最たる例が、現在有料興行でレフェリーやっとるポン太なのである。藤江のブログにも出ておったクローン1号はあいつじゃ。


その後、同じく冷遇されておった現役生のメンツを数名、同じく懐柔して集め出来たのが、マロ・ファクトリーである。
これも俺のコピー作るちゅうコンセプトが最初やったからファクトリーって付いておる。鬼畜工場でなく鬼畜工房ちゅうのは、工場やと規模がでかいから、個人経営的な少数精鋭軍団を作りたいっちゅう思いもあったんちゃうか当時の俺は。知らんけど。

 

 

まあ長々と書いたがかいつまんで言えばそういう事や。
当ブログを閲覧しておる賢明な諸兄らなら、これで充分知識は詰め込めたやろ。
ただ、マロ・ファクトリーはあくまで仮や。俺認めてねえもん。
気分を害したわい。

 

 


もうええやろ。
また来週や。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 


追伸
今回いっぱい書いたから追伸は無い。

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