ブログ

君にミントを買ってあげる

2019.10.30
マロ栗山

あんまりこういう事は言いたくないんだが、やはり若い頃と比べると、身体のあちこちにガタが出てくる。俺は現在、腰痛持ちと首、頸椎の痛みである。
しかしこの痛みとも上手く付き合って行かねばいかん。現在でも紫焔の最前線で、LIBERTAの一員として、ゴリラとかうるせえ大久保とか若い奴らとやり合い続ける為にも身体のメンテナンスは必須じゃ。
腰痛はパワーボムの打ちすぎなんか、20代の頃からの腐れ縁なのだが、首の痛みだけは最近顕著に現れるようになり、悩みの種なのである。ブロック注射を定期的に打つようになったのだがなかなか改善が見えず、途方に暮れておったのだが、そこで意外な人物に、効くと噂の整体を紹介してもらった。

それが誰かはここでは割愛するが、宿敵として、もう20年はやり合っている某マスクマンであると言えば、賢明な諸兄らならまあわかるであろう。ちなみに馬骨ではない。気分を害したわい。
情けない話だが、プロレススーパースター列伝の、マスカラスと「不死身仮面」アズテカのくだりを思い出したわい。まあお互い万全な状態で殺り合わんと不本意じゃろと己に言い聞かせつつ、一点の光明を求めて、ニシナリシティにある整体の先生の元へ。


院内に突撃するや否や、施術されておる老人達が、痛い痛いと泣き喚く阿鼻叫喚の空間。


「痛い!いだいいいーーーーっ!!!」


「痛いですよね、ここ痛いですよね、ごめんなさい、ごめんなさい!」

ごめんなさいを連呼しながら、その手は一切緩められる事なく、施術のベッドが破壊されんばかりのフルパワーで老人達を蹂躙する驚愕の荒療治、というかバイオレンス。何か昔読んだ漫画で、ごめんなさいごめんなさいと泣きながら馬乗りになって包丁で刺しまくってたシーンがあったのを思い出した。

おいコレヤベーんじゃねえかと思った時には俺も施術台に乗せられていた。まさにまな板の鯉。俺のどこが悪いのかは事前の問診である程度把握済みなので、


「ここ痛いですよねー、ここはね、この首のとこから来てる、正中神経が・・・、」

 

 

 

ゴリゴリ、ゴリーーーーッ!!

 

 

 

 


痛え、控えめに言っても痛え。

「痛かったらおっしゃって下さいねー」

と言うておるが、隣の老人は、痛え痛えと絶叫しながら、痛いとおっしゃっておるのに、全く考慮のコの字もない。この忖度一切無し、Uの遺伝子を彷彿とさせる妥協無きファイターだここの構成員は。

「胸のところから腕に来るんですよー」

 

 

ゴリゴリゴリーーーーッツ!!!

 

 


腕が捻じ切られるとはこんな感触なのかと。眠気が一気に飛んだわ。


チクショーこんなとこ紹介しやがってと溢れ出る怒りと痛みに耐える事数十分、施術後は炎症を抑える為(そら炎症も起こすわ)、冷やすことが重要だと、氷を患部にこれでもかと貼り付けていく。俺はまだちょっと肩幅がおかしい人くらいで済んだが、隣の老人は、凍死するんちゃうか言うくらい氷を全身に巻き付けられ、ミシュランマンみたいになっとった。タイヤですか貴方は?


ようやく解放されたと思いきや、間をあけてしまうと意味がないから詰めて来いと。言わばしばらくは毎日来いと。
この地獄がルーティンになるのかよとお先真っ暗。しかし首の痛みが和らぐならと、そっから、ええ、しばらく通いましたよ。そしたら・・・・・。

 

 

 

 

 

 


確かに首の状態が良くなっとる!!

 

 

 

 

 

 

 


荒療治ってやっぱり必要なんよね。
何やかんや言っても、毎回悲鳴をあげる老人達でごった返しておったわけだし、先生はかなり有名な人らしくて、履正社高校の野球部のケアなんかもしてるみたい。
ここでまた、プロレススーパースター列伝の、不死身仮面アズテカとの・・・・・、
もういいですかそうですか。気分を害したわい。
んで、今も定期的に通わせていただいております。
玉出の河井整骨院、こいつはご機嫌な整骨院なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


紫焔ファンの皆様ご機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 

セカンドオピニオンは重要です。
鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

 

今週も紫焔の試合が無かったので、雑談をもう一つ。

 

 

 

 

 


嫌な季節になりましたな。

 

 

 

 

 

 


何がって、奴ですよ。奴の季節ですよ。

 

 

 

 

 

亀甲型の激臭王。

 

 

 

カメムシの動きが活発な季節ですよね。

 

うちは幸い、メジャー系家庭内害虫の雄、G、まあ巷で言うところのゴキ様の襲撃は一切ないのだが、その代わりに、郊外で緑も多いことが災いし、カメムシの襲撃に頭を痛めておるのである。
以前我が栗山家は、Gに関しては素手で握り潰す事も厭わない、無双のキリングマシーンぶりを遺憾無く発揮しておると言う事を書いておったと思うが、そのマニュアルをカメムシにも応用した際、その激臭の脅威を目の当たりにする結果となり、痛い目にあったのである。気分を害したわい。


そんな感じで、我が家の天敵ともいえるカメムシの動向を注視しておったのだが、とうとう今年もその季節がやってきた。


今季初カメがベランダの洗濯物に襲来。
しかし俺もただ手をこまねいておった訳ではない。
各種文献を参照し、奴らに一泡吹かせるための策を練っておった。
文献によると、うちにちょっかい出してきやがるカメムシは、「茶褐色の激臭王」クサギカメムシと、「激臭のグリーンプリンス」ツヤアオカメムシである事が判明した。

とにかく刺激すると、ヘキサナール、トランス-2-ヘキセナールを主成分とする激臭を放ってくるらしいのだが、こんなもん別の強烈なスメルで相殺したら無臭になるやろと、とりあえず我が家のベランダで我が物顔のクサギカメムシの野郎に、ミントの爽快感あふれるミンティアスプレーをべったり吹き付けてやり、怯んだところを丸めた新聞紙でブッ潰してやったのだが、こいつが逆効果。
相殺で無臭どころか、カメムシの臭いの圧倒的存在感に加え、ミントの付加属性でとんでもない激臭の中の激臭に。絶対臭い無いやろとタカを括って、好奇心から新聞紙の臭い嗅いでしもうて死にかけたわ。気分を害したわい。

ただ、文献によると、カメムシはミントの匂いが苦手らしく、ミントの群生するところには寄り付かない習性があるとか。
あながち俺の作戦も間違っていなかった。早速近くのホームセンターへ、ミントの鉢植えを購入しに向かった。
ミントは繁殖力が凄いと聞いておる故、これでベランダをミントでいっぱいにしてやるぜ。俺は元々、花を愛する自他共に認めるナイスガイ故、家庭菜園的な草木を育む作業なんてウェルカム。ミントと強力タッグを結成し、絶対にカメムシを根絶やしにしてやるわいと怪気炎を上げたところで、今回のブログはお開きとさせていただく。
気分を害したわい。

 

あ、今週末は新世界で試合やったわ。
すっかり書く事を忘れておった。
まだカードは当ブログ執筆中は未定だが、LIBERTA中心になる事は間違いないじゃろうから、絶対見に来るように。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸
前述した、カメムシ対策でミントの鉢植えを購入に行った折、ホームセンターの入口にもようけカメムシがたかっておったのだ。気分を害したわい。
しかしある童が、親が臭いからやめろと必死に止めておるのを振り切って、カメムシを素手でツンツンいじくり回し、あまつさえその臭いを嗅ぎまくり。カメムシの激臭を存分に単能しておられた。
どんなフェチやねんと言う事なかれ。年端もいかぬのに、凄まじい漢、益荒男じゃ。
久々に良いものを見せて貰ったわい。

コメントを入力してください。

内容に問題なければ、下記の「コメントを書き込む」ボタンを押してください。