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プロレス27年生

2021.06.04
マロ栗山

こないだいつも利用しておる、近隣のスーパーマーケットに行ったんじゃ。
以前当ブログでも紹介した、レジにアニメ声の女子高生、ハイカラな言葉で言えばJKと言うのか、その娘が所属しておるスーパーである。
昨今、卵や油と言った食材の中でも特に欠かせないものたちが続々と値上げしており、それだけでも気分を害しておるところなのだが、スーパーでの俺の激アツポイントである惣菜コーナーの値引きが渋くなってきており、この日もイライラが募る。回遊魚の如く幾度も惣菜コーナーと他の売り場を行ったり来たりして、その日も半額の好機を虎視眈々と伺っておったのだが、そこに、3時のヒロインのかなでに風貌が酷似した20代前半くらいの女性が現れた。
直感的に俺は悟ったで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こいつ、出来る・・・・・!

 

 

 

 

 

 

 

「この巻き寿司めっちゃ美味しそうー」

 

 

「このほっけの塩焼きめっちゃ美味しそうー」

 

 


「この焼鳥めっちゃ・・・・・、」

 

 

 

目に付くもの全てがめっちゃ美味そうに見える様子。この純粋さには好感が持てるのう。しかしながら一つ一つをじっくり吟味しておる様は、奴もまさに惣菜ハンターである。
恥ずかしながら俺も惣菜を物色するのを忘れてその一挙手一投足に釘付け。てか美味そうって言うてるもの全てカゴに投入しとるやないか。これはとんでもない剛の者である。
すると、後方より、

 

 

 

 

 


「あんたホンマに惣菜好きやんねぇー」

 

 

 

 

 

 


うおっ、かなでがもう一体来た。
どうやら姉の模様。

 

まさか芦屋のヘッドハンターズに遭遇するとは、このスーパー、しょっちゅう利用しておるが店員も客もバラエティに富んどるわ。
ちなみにこのヘッドハンターAもとい姉ちゃんの方、お菓子コーナーで菓子大人買いしてんの見たわ。姉、Aがお菓子担当で妹、Bが
惣菜担当か。きっちり役割分担もできておるのう。タッグチームとしてちゃんと機能しておるわ。

そんな時、更に後方より、ヘッドハンターズの母親と思しき人物が現れた。

 

 

 

 

 

 


かなでが増殖した。

 

 

 

 

 

 

 


ポジション的にはビクター・キニョネスであろうか。
気分を害したわい。

 


ま、その程度の話でした。
あんまり書くことねえんですよ。
困ったもんですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫焔ファンの皆様御機嫌よう。

 

 

 

 

 

 

 


最近マリトッツォにハマっております。
イタリアン鬼畜大帝マロ栗山です。

 

 

 

 

 

 

 

早いもんでもう6月でございますな。
んで、すっかり忘れておったのじゃが、俺のプロレス生活も27年目に入っておったのである。
1995年5月31日にプロレスを観る側からやる側に転じてはや26年が過ぎました。まあこれは学生、アマのキャリアを入れるかどうかってのがあるが、それだったら紫焔旗揚げからだと俺まだキャリア11年なるやん。まあそんなわけねえよねってそこんとこは大目に見ていただきたい。

過去の思い出は、以前のハカイダー伊藤引退興行の際に、チラッと当ブログで紹介したが、今回はプロレスの試合もねえ事だし、前に触れてなかったところを少し紹介できればと思う。


何かアスカの野郎がツイッターか何かで言うてたんかのう。
現在紫焔のレスラーの大半が古巣であり、勿論俺も所属しておった、大阪学院大学プロレス研究会OWF(故人)であるが、京都方面では、そこのOBはヤベエとか何とか言う都市伝説があるとかないとか。
全くこんな俺をはじめとする、品行方正な人材を次々と輩出しておる由緒正しい団体じゃと言うに、とんだ風評被害である。気分を害したわい。


まあどこをどう見て、OWFのOBがヤベエんかどうか知らんが、学園祭のメインには、シングルのタイトルマッチ、ベルトを持つ4回生に3回生が挑むと言う、世代交代も兼ねた大一番があるのだが、当時学生チャンピオンだった、キアイリュウケンエッちゃんの話。

ぶっちゃけ学生って卒業するから儀式的にベルトを下に渡すんでしょと言った、まあ当ブログを閲覧しておる賢明な諸兄らなら、そういう浅はかな考えを持っておる輩はおらんと思うが、少なからずそう思っておる者もおらんとは言えんであろう。
しかし、OWFは違うんだぁこれが。

 

今はどうか知らんが、その当時は、そのまま上級生が下級生をぶちのめして防衛そして返上するちゅうこともしょっちゅうあった。
そこでエツが当時言うてたのが、

 

「心が折れた方が負け」ちゅう理論である。

 

その時は、今のエツからは想像もできんであろうが、試合で、今現在に例えれば、谷口が打ち込んでおるようなチョップを200発は対戦相手にぶち込み、それでも折れずに向かってきた相手がビッグブーツ50発くらい打ち込んできてエツタイトル陥落。その時に、
「心がポキリと折れる音がした」らしい。

当然エンタメ路線も重要視しておったのだが、普段エンタメ中心の選手も年数回はそんな激しい試合に駆り出されておったので、当時からの選手が皆頑丈なのはその時の名残りやで。

練習でも、毎回、「チョップ選手権」なる狂ったイベントが開催されておった。
これ、一対一のトーナメント形式で、裸でお互い本気でチョップをひたすら打ち合い、心が折れた方が負け。しかもこれ負け抜けで、勝つまでチョップ地獄が延々に続くと言う、男塾も真っ青の罰ゲーム要素たっぷりの娯楽である。
これは大久保政岡世代くらいまでかのう知っておるのは。今度うちの若手でやったらおもろいかもなフォッフォッフォッ。


しかしながら、俺も26年やってて一番ヤベエと思ったのは、大半の諸兄らがそう思っておるであろう、そう、タイガーハートである。

プライベートでは、若手の頃、旅行に連れて行ったもらった先で、大立ち回りを演じ、国家権力に若干お世話になった話とか、本屋でドロップキックとか、風呂屋でバックドロップ2連発(1発目は長州式2発目は蝶野式)とかあるんじゃが、今回は割愛するで。反響あったらまた書くわ。

まず俺がOWF入る前の事で、若手時代映像で見たのだが、他大学の学園祭で、アメフト部かなんかが乱入したかなんかで、急遽タッグマッチした(ここがまず狂ってる)らしいが、最後にハートがぶち抜きのドラゴンスープレックスやって、相手失神しとる。ピクリとも動かんのよ。カウント10くらい入っとったで。
続いては、後夜祭のダンスパーティーの警備かなんかをOWFが任されたんじゃ。その時のダンスパーティーって酒禁止やのに飲んでハメ外したり、盗難事件があったり痴漢があったり、いただけない事が跋扈しておった。そこで、空手部や拳法部とともに警備という名の用心棒に抜擢されたOWF。合法的に暴力が振るえるとあってか、ハメを外した若者達を次々と粛正しておった。ハートが人混みの中からチャラい兄ちゃんを引きずり出し、コンクリートの上に首投げかまして、やられた奴顔面から落ちて、お岩さんみたいになってたわ。
DJが和まそうと、
「あんまりハメ外しちゃうと、レスラーの方にやられちゃいますからねー」

って言うても会場ドン引き。お通夜みたいやったわ。ここで特に活き活きしてたのが、ハート、エツ、紫焔往年のレスラー苺谷みるくの狂人3名。疑わしきは徹底的に罰するとばかり、ダンパ会場は阿鼻叫喚の渦に。客も、空手部も拳法部もみんなドン引き、学生課とDJは苦笑いと言うか、苦虫を噛み潰したような顔。OWFの他のメンツだけ山賊のようにゲラゲラ笑うカオス状態。いや、魔女狩りとかゲシュタポとかこんなんやったんやろうね。当然、翌年からは後夜祭のダンスパーティーは廃止になりましたとさ。

こんなハートやからホンマ殺す気で行っても死なねえんよ。ただ、普通ならこんなヤベエおっさん相手にしたないって思うやん。しかし当時のOWFのメンツは、ハート倒すん俺やって皆ガツガツ行ってた。血気盛んな事この上無かった。それがOWFのOBはヤベエって言われる所以かも知れんが・・・・・、

 

 

 

 

 

 


確かにヤベエよね。
よう生き残ったでしかし。

 


俺も昔ハートと当たった時、(今もしょっちゅう当たっておるがのう、気分を害したわい)
場外戦でかましたろ思うて、思い切り押し倒してコンクリートに後頭部しこたまぶつけてやったのだが、全然効いてなかったわ。あれ地面オリハルコンでねえとあかんわ。ハイキック顎にまともに食らって、顎脱臼した事もあるしのう。
それ考えたら冬木なんかより全然激って来る相手やないか。ホンマ何回かシングルでも勝ったことあるけどあんなんフロックや。辞めるまでに、これまでの借り全部返したるでとテンション上がったところで、今回はこのあたりで。


ではまた来週に。
気分を害したわい。

 

 

 

 

 

追伸
27年目に入りました。
30年も見えてきたかなと。
それ以上にゴールも見えてきたかなと。
しかしまだやり残したことが幾つかあるので、それ済ませるまでは引けません。
もう少しお付き合いください。
気分を害したわい。

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